「勉強アカ」で
使いこなす子も
ただし、スマホやSNSの利用は悪いことばかりではない。勉強のモチベーションアップのために賢く使う中高生たちもいる。彼らは、勉強時間をSNSに投稿して仲間で励まし合ったり、無言で勉強する様子を動画配信して視聴者と“図書館で勉強するような集中効果”を生み出したりしている。このようなアカウントは「勉強アカ」と呼ばれている。
子どもが自分でスマホやSNSの利用をコントロールできる状態までいけば、ひとまず安心だ。付き合い方の「お手本」といえよう。
ここに行き着くまでは、親子が力を合わせることが重要だ。判断力や一般常識、知識は親が子どもを上回っている。子どもはデジタルネイティブなので、親よりもスマホやSNSを使いこなすことができる。
両者が知識やスキルを持ち寄って活用することで、トラブルをクリアしていくことができるだろう。