明修塾は個別指導や少人数指導も用意されているが、メインは目標別クラス設定の集団指導。集団指導ではプロジェクター投影をメインとした授業を行う。講義一辺倒ではなく、生徒への問いかけや理解度を確認するための挙手、重要部分の一斉音読なども取り入れ、積極的に授業に参加させる。
また、確実な理解を求めるため、授業時間の中で厳選された演習を行う。そして授業後には、内容を忘れないうちに早めに宿題をすることによって知識の定着を図る。それ以外にも、テスト前には復習授業や対策授業を行い、実戦力を身につける。
明修塾は各教室で地域密着型の授業を実施。受験学年には年に数回受験対策イベントを用意。志望校別クラス編成で多くのライバルたちと競い合い、お互いに刺激を受け合う合宿など、学習意欲を高めるイベントを多数実施。これらのイベントを乗り越えることで、受験への自信をつける。
明修塾の小学生コースは学年ごとに指導方針を設定している。小学1・2年生は着席して話を聞くことの指導から始め、3年生で宿題などの家庭学習にも自ら取り組めるように指導。4年生では学習習慣が定着するよう指導し、5年生では競争心を高め、6年生で学習習慣を確立し、中学進学を見据えて集中力や持久力・思考力を鍛え、中学生の学習環境に対応できるように準備する。なお、私立中学受験には対応していない。
明修塾では高校入試を見据え、中学1年生から5科目指導を基本としている。高校入試から逆算して入試に必要な内容すべてを網羅し、定期テストで高得点が取れるよう設計されたオリジナルのカリキュラムをもとに授業を進める。
明修塾の高校3年生は志望大学に向け、講座選択制を導入。高校1・2年生で学習習慣を確立し、高1・2での学習内容の取りこぼしをなくして、早期の受験勉強の開始を目指す。
明修塾のメリットは、補習&自習を行える点だ。家ではなかなか集中できないという子どもや、塾で勉強するほうが気合いが入るという子どものために塾の自習室もしくは空き教室を開放している。自習中に私語は厳禁としており、勉強にのみ集中できる。空き時間の職員がいれば、質問も気軽にできる。講師は授業前後であいさつや一言声を掛けて信頼関係を築き上げるため、質問・相談もしやすいだろう。
また、病気やケガなどのやむを得ない理由で塾を休む場合には、家庭や通塾教室で視聴が可能な授業動画を録画。次回の授業までに視聴することで、授業の流れが途切れないようにしている。
明修塾の集団指導では、板書をメインとした説明を行う。講義一辺倒ではなく、生徒が主体的に参加できるよう双方向コミュニケーションをメインとして授業が進められるが、板書をノートに写すスピードが遅ければ、授業についていけなくなる恐れがある。また、講師やクラスメイトとの相性が悪くても、途中での変更は難しい。周りと競い合い、励まし合いながら成績を向上できる場合もあるが、これは体験授業で判断したい。
明修塾は、サイトでは合格実績は公開していない。志望校への実績があるかどうかは、通う予定の教室に問い合わせたい。