トライが誇るトライ式学習法で、勉強の効率的な成績アップを目指せる。トライ式学習法には、ダイアログ学習法やエピソード反復法などがある。ダイアログ学習法は、講師が教えた内容を生徒が講師に教え返すことで、生徒の理解度をチェックする方法。これによって生徒の理解度合いを講師が把握し、生徒の分かったつもりを防ぐことができる。
エピソード反復法は、人間の記憶が1ヶ月の間に6~8回反復することで脳に定着するメカニズムを利用したもの。授業内で反復学習を行い、確実で効率的な学習内容の定着を図る。
他にも子どものタイプに合わせた指導ができる性格別学習法などがある。講師の経験だけでは見逃されてしまう、子どもの特徴や学習の定着度などを客観的な分析に基づいてサポートする。
個別指導では集団授業よりも、講師と生徒の相性が重要。トライプラスの講師は学力はもちろんのこと、人間性の豊かさなどが重視されて採用される。その中から、子どもの性格や勉強内容に合った講師を選ぶことができる。講師は担任制なので、信頼する講師から継続して受講が可能。
さらに生徒と関わるのは講師だけではなく、教室長も積極的に生徒に関わる。毎回授業後にはアフターフォロー(子ども・講師・教室長の3者面談)を行い、授業も、講師との関係もフォローしてくれる。1人で学習する際もサポートしてくれるので、小さな不安でも相談しやすい環境がある。
トライプラスには小学生・中学生・高校生それぞれに複数のコースが設けられている。苦手科目克服コースや、公立高校入試対策コース(中学生)などがあり、自分にあったコースを選択することができる。
そして、入会後に途中でコース変更をすることも可能。そのため、苦手対策が完了したら次は入試対策など、複数の目標を持っている人は、1つ1つの目的をクリアしていけるのでおすすめ。
毎回授業後にアフターフォローがあるので、授業コース変更の相談などもしやすい。そして設置されているコースに自分の希望する勉強内容がなければ、希望に沿ったオーダーメイドコースも作成してくれる。
トライプラスではトライ式AI学習診断も導入している。短時間で客観的に全単元の理解度を知ることができるので、講師の力量にかかわらず自分の苦手を把握することができる。この結果を基に、プロの講師が生徒の現状を常に把握し、最短距離で成果が上がるための学習プランを立ててくれる。
他にも、教科書や授業進度に対応したAI学習プログラムでは、自分の理解度にあわせた勉強が可能。映像学習サービス「Try IT」も利用でき、隙間時間の勉強や、苦手単元の復習など、自主学習の質も高めてくれる。
※ただし、トライ式AI学習診断、AI学習プログラムは一部実施していない教室がある。
トライプラスのメリットは学習サポートが充実していること。苦手単元が10分でわかるトライ式AI学習診断や、AI学習診断の結果と学校のテスト範囲を合わせてオリジナルのカリキュラムを作ってくれるAI学習プログラムなどがある。講師が苦手を判断したりカリキュラムを作ったりする場合は、講師の力量によって差が出るが、AI技術を使うことによって、簡単にオーダーメイドの学習ができる。
また映像授業「Try IT」を使用することで、講師を介さずとも苦手対策ができたり、自分で学習を進めたりすることができる。1人の生徒に対して、講師以外に教室長が生徒に関わってくれる体制も整っていて、技術の面でも人の面でも学習サポートが充実していると言える。
デメリットは2:1の個別指導形式の為、常に講師がつきっきりではない点。トライプラスでは、個別指導の後すぐに演習をすることで「わかる」が「できる」に変わったことを実感し、やる気が引き出されるとある。
しかし、実際の授業では問題を解き終わったけれど、まだもう1人の生徒に教えている時間だったりと、何も取り組まない時間が出てきてしまう可能性も。限られた授業時間の中で、いかに効率的に生徒2人に対して講師が立ち回るかは、講師の力量による部分も大きいと考えられる。
トライプラスの公式サイトでは合格実績を公開していないが、教室によっては個別の教室の公式サイトに記載しているので確認できる。記載がない場合、志望校への実績があるかどうかは通う予定の教室に問い合わせたい。