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離婚の理由、一発KOよりボディブローが効く

宮崎智之 [フリーライター]
【第34回】 2016年8月31日
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離婚と聞けば不倫や借金、DVといった深刻な理由ばかり想像するかもしれないが、実際には“デカイ一発”でKOよりも、“日々のボディーブロー”で判定負けのケースが多い

『シン・ゴジラ』を観ている間に60組が離婚

 価値観の多様化が進んだとはいえ、「結婚」が人生の大きなイベントであることには変わりない。もともとは赤の他人だった二人が偶然に出会い、愛を誓って人生を共に歩んでく。しかし、そんな二人の愛も、時に終わりを迎えてしまうこともある。そう、離婚だ。

 厚生労働省の統計によると、2014年には22万2107組が離婚している。これは、おおよそ2分に1組が離婚届を提出している計算になる。『シン・ゴジラ』(上映2時間)を観ている間に、60組が離婚していると想像すると、なんとも不思議だ。ちなみに、同年の婚姻数は、 64万3749組。水をさすつもりはないが、現在では離婚は珍しいことでもなんでもない。

 離婚は結婚の倍は面倒臭いと言われている。筆者自身が離婚経験者なので、この言説には十分なエビデンスがある。倍どころか、10倍は面倒臭いと思って良いだろう。だから、できれば離婚は避けたいものだ。もちろん場合によっては離婚を選んだほうがいい場合もあるが、深刻な問題になる前に対処して離婚の危機を回避できるに越したことはない。

 どのようにすれば、離婚を避けて、幸せな結婚生活を送ることができるのだろうか。リクルートブライダル総研が発表した「離婚に関する調査2016」 を参考に考えていこう。

家事と育児は離婚の地雷?

 まずは前提として押さえておきたいデータから。同調査によると、「離婚を自分自身が望んでいた」と回答した離婚経験者は女性が64.4%、男性が29.2%となっており、三行半を突きつけるのは女性のほうが圧倒的に多いことがわかっている。結婚に憧れを抱く女性は多いと思うが、一方で結婚に絶望して離婚を選ぶ女性もたくさんいるということだ。

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル

「なぜ、彼と話しているとイライラするのか」「彼女と関わると、なぜかトラブルに巻き込まれるのよね」――。あなたの周囲にも、きっとそんなタイプの人がいるだろう。そう、彼らは「めんどい人々」なのである。なぜ彼らは「めんどい」のか。世代間ギャップや価値観の違いなどその背景には色々な理由があるだろうが、はっきり理由がわからず、悩みは深まるばかりだ。この連載では、職場の上司、部下、同僚、そしてプライベートの友人、恋人まで、あなたを面倒事に巻き込む人々のパターンとうまく付き合って行くための心得を、できるだけわかり易く分析して行こう。「めんどい人々」とうまく付き合うための参考にしてほしい。

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