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社長が語る「人材」の戦略

創業6年で「営業力が自慢」といえる組織ができました
ピーエムアール 荒木慎也社長

北村和郎 [ダイヤモンド経営者倶楽部]
【第9回】 2009年8月3日
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DM発行や配送で事業を拡大してきたベンチャー企業。最近は中国関連やネットビジネスなど新しい領域にも挑戦中だ。現在、全社員の半分近くが新卒で採用した3年目以下の社員という非常に若い人材構成だが、「期待どおりの組織になってきた」と社長は語る。若い社員のエネルギーとアイデアが同社の強みだ。

入社1年目から
自分の食い扶持は自分で稼ぐ

ピーエムアール社長 荒木慎也氏

 私どもは、この8月が第6期目決算という若い会社です。しかし幸いなことに前期実績で年商21億円。今期もなんとか増収を見込んでおり、ここまで非常に順調です。

 その成長の原動力は何といっても新入社員の存在です。早くから新卒採用に注力してきたことが、当社の営業力を大いに高めることになりました。

 私は会社設立当初から、少しでも早く新卒を入れられる会社にしたいと考えていました。毎年新しい社員が定期的に入るということは、組織を機能させるうえで非常に大事なことですし、そういう積み重ねが会社の文化を創っていくはずだと思っていますから。

 さらに「営業力」に非常に重きを置いており、先輩後輩がはっきりした体育会系に近い風土の方がしっくりとくるといった思いもありました。

 そこで設立3年目から新卒採用の準備を始めました。ちょうどその頃、現在の営業を統括する取締役が入社し、組織に安定感が出るとともに今後の方向性も見えてきたので、次は新入社員の受け皿となる人材を確保するべく幹部人材を中途で採用。そんな手順で進めてきています。

 そして新卒1期目からいきなり10名を採用しました。社員が突然倍近くになったような数字ですが、業績がよかったこと、本社を所沢から移転したことで既存社員が結構辞めたこともあって、強気の採用をしたんです。

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北村和郎 [ダイヤモンド経営者倶楽部]

1967年生まれ。会員数500社超を誇る日本最大級の異業種経営者組織「ダイヤモンド経営者倶楽部」の運営に携わる。今までに面談してきた経営者は数千名におよび、ベンチャー誌の出版やさまざまなプロジェクト運営にも関わる。08年後半からは企業のCSRや制度をクローズアップした「社内制度.com」の立上げを手がけている。


社長が語る「人材」の戦略

経営は、結局のところ「人」で決まる。社員の可能性をどう引き出し、育てるか。その実力を最大限に発揮してもらうために、どんな組織を構築するか――。ベンチャー企業を成長軌道に乗せた経営者たちが、自らの「組織・人材」マネジメント術を明らかにする。

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