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短答直入

独バイエルが米遺伝子組み換え作物大手買収で目指すデジタル農業

バイエルクロップサイエンス社長 リアム・コンドン

週刊ダイヤモンド編集部
2016年9月13日
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種子・農薬最大手の米モンサントに買収提案を行い、統合交渉中の独製薬大手バイエルの農業部門トップに、買収の狙いなどを聞いた。

Photo by Hirobumi Senbongi

──米モンサント買収の狙いは? 同社と独バイエルの農業部門、バイエルクロップサイエンスの種子・農薬の売上高は合計すると2.7兆円で、世界最大の農業資材メーカーになります。

 農業にイノベーションを起こすためです。世界人口は2050年ごろに100億人に達するといわれています。急増する食料需要を満たす技術を開発し、それを普及させる力を付ける必要があります。

 種子・農薬業界では、開発費が高騰し開発期間も長期化しており、規模拡大が重要になっています。

──バイエルは農薬に強く、モンサントは遺伝子組み換え作物(GMO)種子の最大手です。両社の強みが合わされば競争力が高まるということでしょうか。

 その通りです。成長戦略の柱は、高品質な「農薬」と「種子」、ITを使って農業の生産性を高める「デジタル農業」の三つです。バイオテクノロジーやITは目覚ましい進歩を遂げており、農業に技術革新を起こすチャンスが到来しているのです。

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