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タカタ再生、ホンダ&トヨタとスポンサーの意向に溝

週刊ダイヤモンド編集部
2016年10月4日
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ここ2年、自動車業界を混乱に陥れたタカタエアバッグ問題だが、スポンサー選定も難航しそうだ Photo:AP/AFLO

 エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題で経営危機に陥っているタカタのスポンサー選定が大詰めを迎えている。9月下旬に締め切られた入札には、化学品メーカーのダイセルと米ファンドのベインキャピタル連合、米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、スウェーデンのエアバッグ大手オートリブなど5陣営が名乗りを上げた。

 タカタは、10月中に1~2陣営に絞り、年内にもスポンサーを決定し再建計画をまとめる方針だ。

 だが、交渉には紆余曲折がありそうな雲行きだ。スポンサー決定には、総額1兆円にも上るリコール費用を肩代わりしている自動車メーカーの意向が外せない。特に、タカタと歴史的に関係が深く取引量も多いホンダ、そして、ホンダ主導でのタカタ再建が進まないことに業を煮やしたトヨタ自動車の意向は重要だ。

 ある金融関係者によれば、「ホンダ、トヨタが望む再生プランと、スポンサー候補が描くプランには、決定的な乖離がある」という。

 端的に言えば、再生手法を巡る対立がある。ホンダやトヨタは私的整理(債務者と債権者の協議による手続き)での再生にこだわっているのに対して、スポンサー候補らは法的整理(会社更生法や民事再生法を活用した手続き)による再生を想定している。

 ある自動車メーカー幹部は、「リコール費用の負担割合が膨らむことになる法的整理は何としても避けたい」と言い切る。

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