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メットライフ生命のリストラで旧アリコ社員“狙い撃ち”

週刊ダイヤモンド編集部
2016年10月11日
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9月23日に、社員宛てに届いた「早期退職プログラムの実施について」に書かれている文章 Photo by Akio Fujita
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 アリコ狩り──。そう呼ばれているのは、10月3日に開始したメットライフ生命保険の早期退職プログラムだ。

 歩合制の営業社員を除く内勤社員約4800人のうち、対象となるのは都内勤務の45歳以上でかつ在籍3年以上の社員、そして会社が不要と判断した社員だ。関係者の話を総合すると、その数は350~400人で、対象者の多くが旧アリコジャパン社員となる。

 というのも、リーマンショックで危機に陥っていた米AIG傘下の旧アリコを、米メットライフが買収したのが2010年。となれば、旧アリコ社員を対象としているのは明白だ。

 理由は、旧アリコ時代に比べて格段に稼げなくなったことに慌ててようやく着手した組織再編とコスト削減。そして、サシン・N・シャー社長による旧アリコ時代のビジネスモデルの徹底排除だ。

 旧アリコのビジネスモデルは、部門間で競い合わせながら、高額なインセンティブを武器に契約を獲得しまくって、後に回収していくというもの。そうやって業績を挙げてきたが、この手法はシャー社長の意に沿わなかった。

 そこでシャー社長は、役員の大半を入れ替えただけでなく、保険業界とは無縁の人物を次々に採用していった。それぞれに実績がある人物とはいえ、社内は大混乱。ましてや、役員として入社したにもかかわらず、数カ月後に辞めていく事例が頻発する始末だ。

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