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名古屋議会リコール署名の成否
河村・大村連合の誕生で激震

相川俊英 [ジャーナリスト],週刊ダイヤモンド編集部
2010年12月13日
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46万を超えた名古屋市議会リコールの署名集め。選管の審査で無効とされた署名が続出し、法定数に今一歩及ばず、失敗かと思われたが、異議申し出により逆転成立の可能性も出てきた。結果の判明は12月15日過ぎ。庶民革命を掲げる河村たかし市長の登場で、市政への関心が急速に高まったナゴヤの新たな動きを追った。

 「逆転成立すると思うし、成立しないとおかしい」

 険しい表情でこう語るのは、名古屋市民の平野一夫さん。市議会解散請求(リコール)の請求代表者の1人で、河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」の広報担当者だ。市の選挙管理委員会(選管)による恣意的な審査基準の厳格化は職権乱用だと憤る。

 名古屋市政が今、重大な局面を迎えている。46万5000あまりもの署名を集め「名古屋の奇跡」といわれたリコール運動はその後、仰天の展開を続けている。市選管が11月24日、11万あまりの署名を無効とする審査結果を発表。有効署名は法定数を1万2004人分下回り、リコールは一転して真夏の夢と消え去るものと見られた。落胆や怒り、安堵や驚きなどさまざまな思いが名古屋市内を覆った。

 だが、直接請求の成立の可能性が完全に消えたわけではない。選管の無効判定への異議申し出が相次ぎ、3万あまりに上った。異議審査の結果次第で再度の大どんでん返しもありうる。署名数の最終確定を、多くの市民が固唾をのんで待っている。

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相川俊英 [ジャーナリスト]

1956年群馬県生まれ。放送記者を経て、1992年にフリージャーナリストに。地方自治体の取材で全国を歩き回る。97年から『週刊ダイヤモンド』委嘱記者となり、99年からテレビの報道番組『サンデープロジェクト』の特集担当レポーター。主な著書に『長野オリンピック騒動記』など。

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