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あなたの会社は大丈夫? 「タダ乗り社員」を生む職場

“アレオレ詐欺”社員に募る「やられた!」感
結果重視の成果主義が生むフリーライダーとは?

河合太介 [(株)道(タオ)代表取締役社長],渡部 幹 [モナッシュ大学マレーシア校 スクールオブビジネス ニューロビジネス分野 准教授]
【第20回】 2011年1月12日
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NHKの生放送中に強い反響があったキーワード
それが“アレオレ詐欺”社員だ!

 2010年の暮れ、12月17日にNHKの情報ニュース番組『BIZスポワイド』(22時55分から放送)に、ゲストコメンテーターとして生放送出演させていただいた。特集テーマは、ズバリ「フリーライダー」。まさにこのコラムで扱っている「タダ乗り社員」である。

 著書『Twitter社会論』などで有名な津田大介さんも同席され、番組として初の試みとなる「ツイッター連動」放送を行なった。生放送のオンエア中に、どんどんツイートがアップされていく。ディレクターが想定していた以上の反応が返って来る。

 その中で、強い反響のあった言葉がある。それが「アレオレ詐欺」である。

人のアイデアや成果を自分のものに!
あなたの会社にもいる“アレオレ詐欺”社員

 「アレオレ詐欺社員」とは、どのようなフリーライダー社員なのだろうか。それは、「人がやった成果や、人に手伝ってもらって上げた成果を、さも全部自分がやったようにアピールして、手柄を自分だけのものにしてしまう」社員のことである。

 「あれ、俺がやったんだよね」「あれ、俺が考えたんだよね」――というようなセリフを吐くところから、「アレオレ詐欺社員」と言われる。

 この「アレオレ詐欺社員」、拙著『フリーライダー――あなたの隣のただのり社員』では「成果・アイデア泥棒型」社員というタイプで分類した社員そのものである。

 面白いもので、拙著が出版された時期と同じ頃から、ネット社会の中で使われ始めた。どこで誰が使い始めたかは定かではないが、津田さんもこの言葉をよくご存知だった。センスのいいネーミングなので、「成果・アイデア泥棒型」社員を説明する際に、私もしばしば使わせていただいている。

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河合太介 [(株)道(タオ)代表取締役社長]

ワトソンワイアットを経て、「人と組織のマネジメント研究所」(株)道(タオ)を設立。ベストセラーとなった『ニワトリを殺すな』をはじめ、『デビルパワー エンジェルパワー』『育ちのヒント』(共に幻冬舎)など著書多数。慶応丸の内シティーキャンパス客員ファカルティー。

渡部 幹(わたべ・もとき)
[モナッシュ大学マレーシア校 スクールオブビジネス ニューロビジネス分野 准教授]

UCLA社会学研究科Ph.Dコース修了。北海道大学助手、京都大学助教、早稲田大学准教授を経て、現職。実験ゲームや進化シミュレーションを用いて制度・文化の生成と変容を社会心理学・大脳生理学分野の視点から研究しており、それらの研究を活かして企業組織にも様々な問題提起を行なう。現在はニューロビジネスという大脳生理学と経営学の融合プロジェクトのディレクターを務めている。代表的な著書に『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(共著、講談社刊)。その他『ソフトローの基礎理論』(有斐閣刊)、『入門・政経経済学方法論』、『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』 (共著、講談社)など多数。


あなたの会社は大丈夫? 「タダ乗り社員」を生む職場

いつになったら報われるのか――。熾烈な競争に晒されたビジネスマンは疲れ切っている。そんな彼らに強い負の感情を抱かせるのが、職場で増殖中の「タダ乗り社員」(フリーライダー)だ。タダ乗り社員が増える背景には、企業の制度やカルチャーが変化し、組織に矛盾が生じている側面もある。放っておいてはいけない。ベストセラー『不機嫌な職場』の著者陣が、タダ乗り社員の実態と彼らへの対処法を徹底解説する。

「あなたの会社は大丈夫? 「タダ乗り社員」を生む職場」

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