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なぜ私たちは
メルセデスAMGに惹かれるのか。

メルセデスAMGはどうしてすごいのか
徹底的に語ってみよう

語るひと=松本英雄(自動車ジャーナリスト)+小川フミオ(本誌)

まるでレースカーのようなAMG GT

――メルセデスAMGの人気は世界的にどんどん高まっています。メルセデス・ベンツのラインナップの中で最も高価格だからとか、いかついルックスだからとか、ホイールがデカくてかっこいいからとか、買うひとにはいろいろな理由があるでしょう。でも本当のよさってなんだろう、というのがテーマです。

松本英雄(以下・松本) メルセデス・ベンツは乗りやすくて安全。メルセデスAMGはそれにパフォーマンスが加わったもの、といえます。私は自動車ジャーナリストとして、多くのメルセデスAMGモデルに乗っていますが、本当にすごいクルマだと乗るたびに感心するほどです。

――そもそもメルセデス・ベンツのよさもパフォーマンスの高さにあります。本当にいいクルマだなあと感心するのは、日本なら箱根のようなワインディングロードを走ったとき。速い。

松本 それにはじつは理由があるんです。メルセデスのポリシーなのですが、カーブを曲がっているときにも、ボディは水平を保つようにしています。ドライバーは自分の視線がずれないから、安心しながら速度を出せる。さらにハンドルを急に切っても車体の動きが急激に変わることがありません。メルセデスで感心するのは、クルマの走行性能において一番大切といえるタイヤの接地性が抜群にいいんです。タイヤは路面と、よく言うように葉書1枚ぐらいの面積で接触していますが、4輪均等に重さをかけるのはじつはなかなか難しいことなんです。メルセデスは速度の高いコーナリング中でも4つのタイヤが均等に接地荷重を得ています。そうすると最大摩擦係数が出る。こんなサスペンションのセッティング、なかなか真似できません。

――日本の自動車メーカーの開発エンジニアに“気になるメーカーはありますか”と訊ねると、常に答えは“メルセデス・ベンツ”ですからね。

松本 ハンドルを切り込んでいったときに、ちょっと怖いと感じさせるスポーティな味付けのクルマと、つねに安心していられるクルマとがあります。メルセデスのロール感は、人間の感覚に合っているんですね。ゆっくりとロールしていくので、ドライバーは徐々にその感覚に慣れていきます。

――それがメルセデスAMGのクルマづくりのベースになっているんですね。メルセデス車でとばすと気持ちよく走れるので、これならメルセデスAMGは必要ないのではと思うのですが、こちらにはどんな存在意義がありますか。

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