『ずるい暗記術』に続き、『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』が発売、シリーズ5万部を突破した。偏差値30の学年ビリが司法試験に一発合格できた勉強法は各所で話題となったが、本当に大事なのは、試験に合格してから。合格したあとが大事なのは誰しもがわかっていることですが、この勉強法は、社会で結果を出すのにも役立ち、応用がきくのです!

試験は「学び」を試される場であって、
「真似る」を披露する場でもあった

 人生には、ありとあらゆる「試験」の場があります。

 高校受験や大学受験、就職試験、資格試験、語学試験……。現代社会は、試験なしでは成り立ちません。今、この本を手に取っている人のなかで、生まれてから一度も試験を受けたことがないという人は、おそらくいないでしょう。それだけ、試験は人生と密接な関わりがあります。

 では、この「試験」とは、いったい何でしょうか?

 多くの人は、「これまで勉強してきたこと、学んできたことを試される場」だと答えるでしょう。確かに試験は、「点数」という客観的な評価を通して、自分の到達点がわかります。一定以上の点数を獲得して試験に合格することができれば、また次のステップへと進むことができます。

 しかし、試験とは、単に「学んだこと」を試されるだけの場ではないのです。

「学ぶ」という言葉の語源は、「真似ぶ(真似る)」だと言われています。

 古今東西、言葉も、スポーツも、楽器の演奏なども、すべて最初は自分よりもうまい人を真似ることから始まっています。学校の勉強も、教科書や参考書に書いてあること、つまり、先人たちの知識や経験、研究結果などを真似しているにすぎません。

 人のやっていることを真似し、経験を積んでいくうちに、やがてそれは自分のものになります。それこそが「学び」です。

 つまり、試験は、「学び」を試される場であり、「真似る」を披露する場でもあるといえるのです。

 人生は、さまざまな「学び」から成り立っています。

 言い換えれば、人生はすべて真似ることからスタートしていると言っても過言ではないのです。