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裸デッサン会に官能小説輪読会。中高年がハマる「セクホ」って何?

秋山謙一郎 [フリージャーナリスト]
2016年11月19日
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浮気や不倫には興味があるけれど、金銭的にも体力的にもその元気がない――。そんな中高年男女が秘かにハマるのが「セクシャルホビー」。絵画やカメラなど“芸術性”のある趣味を通じて、異性と少しのエロティックなひとときを味わおうというわけだ。そんな「セクホ」を持つ中高年男女の実像に迫る。

裸体のデッサンし合いっこ!
中高年男女の秘かな趣味

 今、中高年男女の間で「セクシャルホビー」、略して「セクホ」を持つ人が増えつつあるという。「性的な連想を伴う趣味」を意味するこのセクホを介した異性の“友達”は、不倫とも、肉体関係を伴わない恋愛を意味するセカンドパートナーとも異なる、「趣味を通じた交流」なのだという。

デッサンやカメラなどの「高尚な趣味」はあくまでも方便、「少しエッチな雰囲気」を味わいたい中高年男女がハマる「セクシャルホビー(セクホ)」。浮気や不倫と違い、「欲望」を満たすのではなく、あくまでも「願望」を満たすというライトな雰囲気がウケている。(写真はイメージです)

 11月の日曜日の昼下がり、海辺が見える神戸市内のシティホテルの一室ではソファでポーズを取る女性のデッサンが行われていた。

 モデルはマヤコさん(43)、デッサンの筆を取るのは、マヤコさんの夫(50)他、1組の夫婦と事実婚カップル、計5人の中高年男女だ。

 「今日は(取材があるので)着衣ですが、普段はセミヌードやヌードです。安心感の下で、男性、女性問わず、“見られる”ことで、体型維持にも力を入れるようになりました。性的な意味ではなく、あくまでも芸術という意識です。たまにはこういう時間も必要ですね」

 モデルの合間にマヤコさんが語る。マヤコさんの夫は今から10年ほど前から数年間、SNSのコミュニティ内の仲間を誘い、喫茶店やカラオケルーム、母校の大学の空き教室などを借り、妻であるマヤコさんを含めて「緩い形」で行っていた官能小説の「輪読会」を開催していた。デッサン会の仲間は皆、当時からの付き合いである。背景やしがらみを共有することのない「大人のサークル」だ。

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