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山崎元のマネー経済の歩き方

投信投資家の二極化が進んでいる

山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
【第162回】 2011年1月25日
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 今年も「インデックス投資ナイト」が開催された。筆者はパネルディスカッションのパネラーとして登壇したが、チケットは早々に完売し(出席者総数は123人)、聴衆の皆様には、熱心に話を聞いていただいた。

 インデックス投資家はケチなのではないかと思われるかもしれないが、有料で事前申し込みが必要なイベントだ。金融機関がスポンサーになっているようなイベントとは異なり、投資家が仲間の投資家のために開いている催しだ。

 今年で3年目だが、会としては、年々盛り上がっている。便利な場所のより大きな会場で開催するなら、今回の2~3倍の人数を楽に集められるのではないだろうか。
インデックス投資ナイトを見に来る人びとは、インデックス投資が合理的だと考えて投資を実践している「自分で考える」投資家だ。インデックスファンドは手数料が安いので、金融機関が顧客に売り込むことはほとんどない。

 筆者は、インデックスファンドへの投資だけが合理的な投資で、ほかがダメだと思っているわけではない。株式への投資でいうと、個別の株式への投資でもっとよい(結果論でなく、事前の段階で)ポートフォリオを作ることができる可能性が大いにあるとも思っている。しかし、インデックスファンドへの投資は、厳密なベストではないかもしれないが、まずまず合理的な投資だと考える。

 もちろん、インデックス投資をすると決めたとしても、個々の投資家の資産配分や投資対象とするインデックスの選択に当たって、個人差もあれば巧拙もある。

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山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]

58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、現在、楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表取締役。


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12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。

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