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実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

ムスコン母大暴走!夫婦喧嘩に口出し、家計介入で妻たちの生き地獄(上)

露木幸彦 [露木行政書士事務所代表]
【第43回】 2016年11月26日
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 一昨日は関東でも初雪が舞い散り、真冬の寒さがやって来て、今年も残り1ヵ月ちょっとなんだと肌身で感じますね。実家帰省組の皆さんはそろそろ新幹線や飛行機のチケットを押さえた頃でしょうか?母親に早く初孫の顔を見せたい、懐かしい母親の手料理を食べたい、仕事も家庭もつらいことばかりなので慰めてもらいたいと実家へ「癒し」を求めに行く人は要注意です。

 (夫の)母親のせいで妻が夫をマザコン扱いし、仲の良さにドン引きした結果、夫婦の間に亀裂が走ることは決して珍しくありません。例えば、息子可愛さに勇み足で夫婦喧嘩の仲裁にしゃしゃり出たり、「嫁に好かれている」と勘違してお節介を焼いたり、息子に頼まれると断れず「こづかい」を渡したり…。

 しかも、本人には何の悪気もなく、息子のために「良かれ」と思って介入してくるのです。「誰のせいで話がぐちゃぐちゃになったのか」全く自覚がないので非常に厄介です。今回は夫婦が巻き込まれたトラブルのうち、「母親が主役」のムスコン母の相談実例に絞りましょう。具体的には息子の尻を拭きたがる母親、「嫁に好かれている」という勘違いする母親、「子離れ」できず、「表の顔と裏の顔」を使い分けるムスコン母親3人を紹介します。

夫が夫婦喧嘩の詳細を母親に報告
喧嘩日記をつけていた義母

 どんな夫婦でも大なり小なり不満を抱えており、うっかり心の声を口にしてしまうと夫婦喧嘩に発展します。藤田新一さん(42歳)も「口は災いの元」だと痛感している1人です。新一さんと妻は結婚2年目ですが、些細なことで言い合いになっても、今までのらりくらりとやり過ごし、離婚せずに結婚生活を続けてきたのは(新一さんの)母親の存在があったからです。

 新一さんにとって母親は最大の理解者であり協力者。例えば、妻との喧嘩でイライラ、ムカムカ、モヤモヤする気持ちを母親にぶつけ、妻からどんな悪口を浴びせられたのかを母親に聞いてもらい、そして「新ちゃんは優しいから」と母親に慰めてもらっていました。

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露木幸彦[露木行政書士事務所代表]

つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある


実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

昨今の離婚事情は複雑化している。夫が借金、浮気、暴力を繰り返して妻に愛想を尽かされるという「昭和型離婚」ばかりでなく、足もとでは「草食系離婚」も急増している。妻が多重債務、不倫、ヒステリーなどを繰り返し、真面目で優しい夫がそれに絶えられなくなって離婚を決意するというパターンだ。そうしたなか、離婚トラブルで悩み悶える男性が増えている。一度離婚トラブルに発展すると、男性は多くの精神的・物理的な負担を強いられる。到底納得できない理不尽な離婚トラブルに意図せず巻き込まれた場合に備えて、普段から対処法を考えておくことは必要だ。「男性の離婚相談」に特化し、数多くの相談実績を誇る行政書士の露木幸彦氏が、毎回実例を挙げながら、男性が陥り易い離婚トラブルへの対処法を指南する。読まずに泣くか、読んで笑うか――。現在離婚トラブルで悩んでいる人もそうでない人も、「他人事ではない男の離婚」について考えるための参考にしてほしい。

「実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦」

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