ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
スピード経理で会社が儲かる
【第8回】 2017年1月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
前田康二郎

「資料が多い=がんばっている」病が、
会社をダメにする!

「資料が少ないから、もっと増やそう」「やる気がないと思われるかも……」と思ったことはありませんか?

日本の会社に多い「資料が多い=がんばっている」病は、なぜ生まれるのでしょうか?その問題点と対策を解き明かします。

経理のプロフェッショナルであり、最新刊『スピード経理で会社が儲かる』の著者、前田氏がその詳細を語ります。

「がんばり」にだまされてはいけない!

 会社の資料が減らない理由の1つに、「資料がたくさんある=がんばっている」と誤解しているケースがあります。
※関連記事
「会議資料を減らすと、会社が儲かる!」多すぎる資料の弊害とは?

前田康二郎(まえだこうじろう)
1973年生まれ。学習院大学経済学部卒。
レコード会社など数社の民間企業で経理・総務業務を行い、大手PR会社では経理部長としてIPOを達成。その後中国へ赴任し、現地社員への管理業務の指導等を経て独立。
独立後は、黒字会社を中心に経理業務の受託を行っていたが、携わる会社がことごとく急成長を遂げる。その理由を観察・分析し、「黒字会社・黒字社員の習慣」をまとめる。そしてそのメソッドを、赤字で苦しむ製造業の会社で実践。経理部長代行として、毎月10営業日訪問し、経理を通した組織改善を進める。
結果、わずか1年で5000万円の営業赤字が5000万円の営業黒字に反転し、1億円の利益改善に成功。その後も2期連続で黒字を達成し会社を軌道に乗せ、金融機関の与信ランクも回復させた。
現在は「フリーランスの経理」として、製造業やサービス業など幅広い業種を対象に、3~7社の業務を常時並行して行っている。黒字会社のさらなる黒字化のアドバイスに加え、赤字体質の会社への社員指導、利益を生む組織改善の提案にも定評がある。

 「他の部長が資料を5枚作っているのに自分が3枚だったら、社長にはがんばっていないように映るのではないか」と思い込んでいるケースもあるでしょう。

 そうするとどうなるでしょうか。

 資料作成に歯止めがかからず、お互いに資料の枚数を競い合うようになり、資料だらけの会社や会議になります。

 それが果たして会社にとってプラスに作用するでしょうか。

資料作成は「楽」な仕事?

 資料作成が大量にあると大変そうに見えますが、ある意味「楽」なのです。

 最初は頭を使いますが、2回目からはフォーマットが同じなので、繰り返しの作業だからです。

時間はかかるけれど頭は使わなくていいので、ただ資料作成に追われているほうが、他の仕事よりも楽な面もあるのです。

 ただ、それでその人のスキルがアップするのかというと疑問です。頭を使わないと成長しません。

 最低限の資料は必要ですが、自分の評価を上げるためだけの利己的な資料は一切不要です。

 

スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
世界標準の子育て

世界標準の子育て

船津徹 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2017年7月

<内容紹介>
勉強ができて、人に好かれて、心の強い子が育つ! アメリカを拠点に20年以上教育に携わり、4,000人超のグローバル人材を輩出したきた著者が送る子育てノウハウ。米国、英国、北欧、アジアなど、世界各国の子育て事情をふまえて日本人向けに体系化!0歳〜18歳まで全年齢対応、子育て本の決定版です。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、7/16~7/22)



前田康二郎(まえだ・こうじろう)

1973年生まれ。学習院大学経済学部卒。
レコード会社など数社の民間企業で経理・総務業務を行い、大手PR会社では経理部長としてIPOを達成。
その後中国へ赴任し、現地社員への管理業務の指導等を経て独立。独立後は、黒字会社を中心に経理業務の受託を行っていたが、携わる会社がことごとく急成長を遂げる。その理由を観察・分析し、「黒字会社・黒字社員の習慣」をまとめる。
そしてそのメソッドを、赤字で苦しむ製造業の会社で実践。経理部長代行として、毎月10営業日訪問し、経理を通した組織改善を進める。結果、わずか1年で5000万円の営業赤字が5000万円の営業黒字に反転し、1億円の利益改善に成功。その後も2期連続で黒字を達成し会社を軌道に乗せ、金融機関の与信ランクも回復させた。
現在は「フリーランスの経理」として、製造業やサービス業など幅広い業種を対象に、3~7社の業務を常時並行して行っている。黒字会社のさらなる黒字化のアドバイスに加え、赤字体質の会社への社員指導、利益を生む組織改善の提案にも定評がある。
著書に『スーパー経理部長が実践する50の習慣』『職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち』(以上、日本経済新聞出版社)、『1%の人は実践しているムダな仕事をなくす数字をよむ技術』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
 


スピード経理で会社が儲かる

たった1年で、1億円の利益改善に成功した「経理の超プロ」が
今すぐ効くメソッドを初公開!
「経理なんて、数字を計算するだけの部署」と思っていませんか?
実は経理のスピードアップこそ、利益改善の特効薬なのです。
「会社の数字を速く出す」。これだけで必ず儲かります。
難しいことは何もありません。
「無駄な資料を減らす」「ルーティンワークを改善する」。
“当たり前"を徹底するだけで、会社はすぐ変わります。

「スピード経理で会社が儲かる」

⇒バックナンバー一覧