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鹿島が巨額損失で懲りた海外土木事業に再挑戦する理由

週刊ダイヤモンド編集部
2017年2月14日
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アルジェリア道路工事の様子。手痛い失敗を乗り越えて海外事業を拡大できるか 写真提供:鹿島

 「鹿島が再び、海外の土木工事に本腰を入れるらしい」──。

 2006年、鹿島がJV(共同企業体)の代表として受注した総工費5400億円のアルジェリア高速道路工事。1000億円前後の工事代金の未払いをめぐって同国政府と対立し、一部の支払いはあったものの多額の赤字計上を強いられた後、16年になってようやく和解した。

 失敗の余韻がいまだ残る中、鹿島が海外土木部門の組織改革を発表し捲土重来を期すという。

 大手ゼネコンでは、海外支店または国際支店が海外での建築、土木の両方の工事を進める。鹿島はやや特殊で、不動産開発や建築工事は本社直轄の海外事業本部が手掛けているが、土木工事については、海外土木支店が独自に担ってきた。

 ゼネコンの支店といえば国内外を問わず、単年度ごとに受注高などの目標が課される。そのため、無理な受注をして採算が合わなくなるケースが少なくない。

 とりわけ海外の土木工事では、ひとたび大型プロジェクトが持ち上がれば、拠点すらない国でもはせ参じて受注する。いきおい契約のミスやトラブルで赤字となりがちで、責任者も社内で冷遇されるためノウハウが蓄積されず、同じような失敗が繰り返されてきた。

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