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医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

ふくらはぎの血管が特大ミミズ腫れ!これ危ない病気?

木原洋美 [医療ジャーナリスト]
【第19回】 2017年2月17日
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出産の喜びを吹き飛ばした
ふくらはぎの特大“ミミズ腫れ”

 (やだ、何これ、気持ち悪い!)

 ショックで麻美さん(仮名・35歳)は血の気が引いた。

 脚の裏、ちょうど「ひざ裏」から「ふくらはぎ」にかけて、血管がボコボコと盛り上がり、特大のミミズ腫れのようになっている。指で触れると柔らかな弾力があるが特に痛くはない。しかし、異様だ。

 (いつから、こんなことになっていたのかしら)

 思考を巡らす。

 実は麻美さん、2ヵ月ほど前に2人目の子どもを出産したばかり。上の子と新生児の世話でてんてこ舞いの日々を送っていた。

 そんななか、気になっていたのは、立ち上がる瞬間にピリリと走る、脚裏の痛みだった。よく見ると、脚全体にむくみも出ていたが、

 (育児疲れよね、本当にくたくただもの)

 自分に言い聞かせて放置していたのである。

 しかし今朝、どうしようもないダルさを感じ、脚をさすっていたところ、「ボコボコミミズ腫れ」を発見してしまったのだった。

 (なんだろう、もしや寄生虫?皮膚の下をはい回る虫がいるって、前にテレビで観たことがあるけど、あれかしら。でなかったら、血管の病気?破裂しちゃうとか?どうしよう私、死んじゃうかも)

 麻美さんはへなへなと、その場に座り込んでしまった。

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木原洋美 [医療ジャーナリスト]

きはら・ひろみ/宮城県石巻市の漁村で生まれ、岩手県の山村で幼少期を過ごし、宮城県の穀倉地帯で少女時代を送る。明治学院大学在学中にコピーライターとして働き始め、20代後半で独立してフリーランスに。西武セゾングループ、松坂屋、東京電力、全労済、エーザイ等々、ファッション、流通、環境保全から医療まで、幅広い分野のPRに関わる。2000年以降は軸足を医療分野にシフト。「常に問題意識と当事者感覚を大切に取材し、よ~く咀嚼した自分の言葉で伝え、現場と患者の架け橋になる」をモットーに、「ドクターズガイド」(時事通信社)「週刊現代 日本が誇るトップドクターが明かす(シリーズ)」(講談社)「ダイヤモンドQ」(ダイヤモンド社)「JQR Medical」(インテグラル)等で、企画・取材・執筆を深く、楽しく手掛けてきた。2012年、あたらす株式会社設立(代表取締役)。2014年、一般社団法人 森のマルシェ設立(代表理事)。森のマルシェでは、「木を遣うことが森を守ります」の理念を掲げ、国産材の樽で仕込む日本ワインやバルサミコ酢の開発等、国産材の需要を開拓する事業に取り組んでいる。


医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

長年連れ添った妻やパートナーが突然キレる要因は何か。なぜ、いつも不機嫌なのか。女性特有のカラダの不調や悩みに起因することが多い。しばしば男女間、夫婦間に深いミゾを生じさせる女性特有の病気・体の不調について、実際の具体例を挙げて解説する。

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