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医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

妻が「お漏らし」事件!“しまり”を良くする失禁対策

木原洋美 [医療ジャーナリスト]
【第17回】 2017年1月20日
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突然の強烈な尿意で
走りながら失禁

 「すみません、トイレ貸してください!」

 突然耐え難い尿意に襲われ、必死の形相で嘆願した晶子さん(仮名・58歳)に、年若いコンビニ店員は冷たかった。

 「お手洗いはお貸ししておりません」

 きっぱりと断られてしまったのだ。

(あんな冷たく断るなんて、自分のお母さんが同じ目にあったらどうするの?あなただって、いずれ年を取ったら、私のこの切羽詰まった辛さが判るはず。もう、絶対、あのコンビニでは買い物しないわ)

 など心の中で悪態をついてみるが、実際問題、膀胱は爆発寸前で、それどころではない。

(そうだ、駅! 駅のトイレに行けばいいんだ。急がなくちゃ)

 履きなれないハイヒールの高いかかとを、ポッキリ折れそうなくらい酷使しながら晶子さんは走った。

(見えた、あと少し)

 そう思った瞬間、足首をがくっとひねり、よろけた。そして……

 「あ、あ~~~~」

 周囲の通行人が思わず振り向いてしまうほどの悲鳴と共に、失禁してしまった。

 悲鳴の後はもう、笑うしかない。

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木原洋美 [医療ジャーナリスト]

きはら・ひろみ/宮城県石巻市の漁村で生まれ、岩手県の山村で幼少期を過ごし、宮城県の穀倉地帯で少女時代を送る。明治学院大学在学中にコピーライターとして働き始め、20代後半で独立してフリーランスに。西武セゾングループ、松坂屋、東京電力、全労済、エーザイ等々、ファッション、流通、環境保全から医療まで、幅広い分野のPRに関わる。2000年以降は軸足を医療分野にシフト。「常に問題意識と当事者感覚を大切に取材し、よ~く咀嚼した自分の言葉で伝え、現場と患者の架け橋になる」をモットーに、「ドクターズガイド」(時事通信社)「週刊現代 日本が誇るトップドクターが明かす(シリーズ)」(講談社)「ダイヤモンドQ」(ダイヤモンド社)「JQR Medical」(インテグラル)等で、企画・取材・執筆を深く、楽しく手掛けてきた。2012年、あたらす株式会社設立(代表取締役)。2014年、一般社団法人 森のマルシェ設立(代表理事)。森のマルシェでは、「木を遣うことが森を守ります」の理念を掲げ、国産材の樽で仕込む日本ワインやバルサミコ酢の開発等、国産材の需要を開拓する事業に取り組んでいる。


医療ジャーナリスト 木原洋美「夫が知らない 妻のココロとカラダの悩み」

長年連れ添った妻やパートナーが突然キレる要因は何か。なぜ、いつも不機嫌なのか。女性特有のカラダの不調や悩みに起因することが多い。しばしば男女間、夫婦間に深いミゾを生じさせる女性特有の病気・体の不調について、実際の具体例を挙げて解説する。

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