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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第4回】 2017年2月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

ソフトバンク元社長室長が語る
「ソフトバンクで働くと必ず身につく
〇〇」とは?(上)

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「仕事が進まない」「今日も残業だ」「結果が出ない」……こうした問題を、すっきり解決してくれる手法がある。PDCAを超スピードで回す「高速PDCA」だ。ソフトバンクでは6万人超の社員がこの手法を使い、わずか30数年で8兆円企業を誕生させた。
「高速PDCA」はただ仕事の質とスピードを高めてくれるだけでなく、人の成長も高速化させてくれる。それは5つの力が身につくからだ。
9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の話題の本『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

ソフトバンクの社員はなぜ優秀なのか?

 確かに、ソフトバンクの社員は優秀です。

 でも、最初から優秀だったわけではありません。入社した当初は、他の企業に入った人と大して能力差はないものです。それどころか、過去は中途入社の社員ばかりで玉石混淆だったのです。

 ですが、平凡だった人たちもソフトバンクで仕事をするうちに、ソフトバンク流の仕事のやり方に慣れ、高いパフォーマンスを上げるようになります。

 このソフトバンク流の仕事のやり方が「高速PDCA」であり、この仕事のやり方を徹底的に繰り返すことで、個人の能力も組織の力も急激に伸びます。だから、ハイスピードでいい結果が手に入るのです。

 高速PDCAを回すことで身に付く力がどんなものかというと、次の5つです。

 (1)自分で考える力
 (2)
数字を使う力
 (3)ムダがなくなる
 (4)高いモチベーション
 (5)失敗を恐れない力

 なぜこの力を身に付けることができるのか。そしてどのようにして身に付けていくのか。それを、ここからはお話ししていきます。

 まずは「(1)自分で考える力」です。

 普通の会社では、社員が自分で考えて動くことはあまりないのではないでしょうか。

 ほとんどの場合、上司や先輩の経験から計画が立てられて、部下はそれに従ってホウレンソウ(報告・連絡・相談)しながら仕事をする。これが通常なのではないでしょうか。

 ですが、これではいつまで経っても考える力は付きません。

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三木雄信

1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
 


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長年、ソフトバンク孫正義社長のハードな要求、すなわち「むちゃぶり」に答えてきた著者が、具体的にどうPDCAを回すことで、すぐれた仕事をしてきたのか、そのためのノウハウを紹介します。

「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」

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