ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
会社に入る前に知っておきたい これだけ経済学
【第11回】 2017年3月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
坪井賢一 [ダイヤモンド社論説委員]

ニュースでよく聞く「経常収支」ってなんだろう

1
nextpage

ニュースから流れてくる「経常収支」や「貿易収支」という言葉。みなさんはその違いや、詳しい内容について理解できているだろうか。これらを知ると、より深くニュースを理解できるようになる。今回は、元・週刊ダイヤモンド編集長で、『会社に入る前に知っておきたい これだけ経済学』の著者・坪井賢一氏に、経常収支についてわかりやすく解説してもらう。

「貿易収支」と「経常収支」の違いとは?

 貿易収支や経常収支といった国際経済の用語は、経済ニュースで頻繁に登場し、統計もたびたび発表されている。「×月の貿易収支は赤字だったが、経常収支は連続して黒字だった」というような内容だが、用語の意味を正しく知っておかないと、事態の正しい認識ができず、何を言っているのかさっぱりわからなくなる。まず、用語を整理しておこう。

 経常収支は、貿易収支、サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支に分けられる。貿易収支は財の貿易差額、サービス収支はサービス取引の収支だ。第一次所得収支は、海外への投資で得られる収益のことである。第二次所得収支は、海外への援助などで、基本的に赤字だ。それぞれの内容は下図をご覧いただきたい。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
新・独学術

新・独学術

侍留啓介 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2017年6月

<内容紹介>
「ビジネスに必要な教養」をすべて最速で身につける! 「思考力」「知識」「論理力」「英語力」……仕事に使える知的リソースを最大化する方法とは? 外資系エリートの世界で次々と降りかかる難題を解決するために駆使してきた最も合理的な「頭の強化法」。これが現代ビジネスマンに最も求められる「知性」の磨き方!

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、6/11~6/17)



坪井賢一 [ダイヤモンド社論説委員]

1954年生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業後、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集長などを経て現職。著書に『複雑系の選択』『めちゃくちゃわかるよ!経済学』(ダイヤモンド社)『浦安図書館を支える人びと』(日本図書館協会)など。


会社に入る前に知っておきたい これだけ経済学

経済誌の元・編集長が、社会人が知っておくべき最低限の経済学の知識を厳選して紹介! 社会人一年目の人も、これまで経済学を学んでこなかった人も、経済学の基本をしっかりと学べます。

「会社に入る前に知っておきたい これだけ経済学」

⇒バックナンバー一覧