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健康食生活

すきっ腹の落とし穴
空腹時の冷たいビールにご用心!

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第4回】 2011年5月12日
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 気温が上がるとともにビールのおいしい季節になりました。「すきっ腹の1杯がたまらない!」という方も多いようです。しかし、健康を考えるとそこにはさまざまな落とし穴が……。

 第1は、「空腹で飲む」。これでは胃の内壁にダメージを与えてしまいます。アルコール度数が高いほど痛手は大きく、痛め続ければ胃壁は炎症を起こし、胃潰瘍から胃ガンになる可能性も。第2は、「冷えている」。冷たいものは胃の働きを低下させるため、消化不良や胃もたれの原因に。第3は、「食べずに飲む」。お酒ばかりでは肝臓に負担がかかり過ぎです。

 では、これらのダメージを防ぐにはどうしたらいいのでしょう。

 まず、飲む前には牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品をとり、胃壁にタンパク質の膜をつくること。

 お酒のつまみは、タンパク質が豊富で塩分や脂が少ないもの、解毒効果がある色の濃い野菜をとるよう心がけましょう。枝豆はその一つ。冷えたアルコールを飲んだあとは、ショウガ、トウガラシなど体を温める食材を使った温かい料理や汁物で胃を温めましょう。

 二日酔いになってしまったらシジミやアサリの味噌汁を。またキュウリ、冬瓜、トウモロコシの利尿効果で酒毒を出しましょう! 胃の働きが弱っていると感じたら、冷たいもの、消化の悪いものは避けて、お粥をとるのもいいですね。 

 そして、いつまでもおいしいお酒を楽しむために、週に1~2日の休肝日をとることもお忘れなく。

アサリの味噌汁ですっきり

●二日酔いに効果あり アサリの味噌汁
 
材料:
アサリ1パック、水2カップ、豆腐1/4丁、味噌大さじ1、小口切りネギ少々
 
作り方:
①アサリは塩水につけて砂出しし、殻をこすり合わせるようにして水洗いする。
②鍋にアサリと水を入れて火にかけ、アサリの口が開いたらアクを取り除き、豆腐を1cm角に切って加える。
③火を弱めて味噌を溶きのばし、火を止めたら器に注いでネギを散らす。
 
*アサリには肝機能を高めるタウリンが多く含まれているので二日酔いに効果があります。


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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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