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あなたのカラダの“不調”“悩み”を解消する ちょっと先端な医療

ひどい腰痛に、施術翌日にも仕事復帰可能な治療法
切らずにレーザーで椎間板を焼くPLDD

武田京子 [毘沙門堂編集記者]
【第1回】

腰の痛み、脚の痛みやしびれに悩む人は多い。多くは筋肉の疲労が原因だが、中には深刻な病気が隠れていることがある。その一つが椎間板ヘルニア。椎間板ヘルニアの治療では、まずは消炎鎮痛剤や牽引など、手術を行わない“保存療法”を行い、それでも痛みが取れない場合に手術を行うのが主流だった。しかし、最近では、保存療法と手術の中間的な治療法として、レーザーを使った治療法が登場した。

 ゴルフの素振りをすると、腰に痛みが走ったり、脚がしびれたりする人は少なくないようだ。背骨は椎骨が積み重なってできているが、この椎骨と椎骨の間にあり、クッションの役割を果たしている椎間板に変調があるのかもしれない。背骨を曲げたり伸ばしたりできるほか、衝撃を和らげることができるのは、このクッションのおかげなのだ。

 椎間板ヘルニアは、椎間板の中にある「髄核」といわれる部分がずれて飛び出し、神経を圧迫している状態だ。このため、脚の痛みやしびれ、感覚麻痺などが起こる。椎間板ヘルニアの原因は様々で、激しい運動や、無理な姿勢、椎間板の老化などによって起こるといわれている。

 とはいえ、実は椎間板ヘルニアは自然に治るケースも多い。

 「発症時には、激しい痛みを伴う椎間板ヘルニアだが、患者の8割は12週間ほどの保存療法を行えば、徐々に軽快する」と、東京慈恵会医科大学救急医学講座の小山勉教授は話す。そのため、通常の治療では、まずは消炎鎮痛剤などの内服薬で痛みと炎症を抑えたり、牽引などを行って経過をみる。

 その後も痛みがある場合には、神経に麻酔薬やステロイド剤を注入して痛みが伝わるのを一時的に遮断する“ブロック療法”を行う。

 それでもなお痛みが残り、日常生活に問題が生じるケースや、経過をみる中で麻痺や、排尿、排便に支障が生じ緊急処置が必要なケースでは、手術を行って飛び出した髄核を取り除く。

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武田京子 [毘沙門堂編集記者]

総合医学出版社・毘沙門堂の編集記者。新聞系出版社で医学専門雑誌、医療・福祉施設向け経営誌、健康雑誌などの記者として、医療・健康分野での取材・編集キャリアを積む。現在は、医学専門誌、消費者向け健康誌、一般紙などを通じ、様々な読者層に向けて、医療、健康分野に関する記事を発信している。


あなたのカラダの“不調”“悩み”を解消する ちょっと先端な医療

30~50代は、責任ある仕事をこなす、人生で最も充実した時期。活力がいっぱいで、多少の無理をしても、心身ともに健康を維持できると思い込みがちだ。しかし、加齢による不調や病気は予期せず訪れ、ある日、トホホの自分に気付き、愕然とすることも少なくない。中年男性にありがちなこうした不調や病気にスポットを当て、新しい診断法や治療法などを分かりやすく解説する。

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