不倫で修羅場になる人ならない人、何が明暗を分けているのか(上)※写真はイメージです

 約1年にわたり、これでもか!というほど数多の有名人の不倫騒動がお茶の間を賑わせてきましたが、不倫をした男性の「その後」を見ると明暗がくっきり分かれます。まず公私ともに影響は少なく、イメージダウンも最小限におさまり、ほとんどノーダメージで済んだように見受けられるのは歌舞伎俳優の中村芝翫さん、落語家の桂文枝さん、三遊亭円楽さんなど。1年も経てば、「そんなことあったっけ?」と忘れ去られる寸前です。

 次に公私ともに大打撃を被り、ヘイトの限りを集め、活動自粛に追いこまれたり、仕事に影響が出ている方々もいます。

「ゲス不倫」を流行語にした立役者、川谷絵音さんは妻と離婚し、「ゲス極み乙女。」は活動休止中。「COWCOW」の善し(山田與志)さんは妻と離婚協議中と報じられていますが、「嫁大事芸人」として売り出していたのが裏目に出た格好です。そして年明け早々、狩野英孝さんは。過去に自身の不倫が原因の一つで妻と離婚しましたが、昨年、加藤紗里さん、川本真琴さん含め六股をかけていたことが報じられました。さらに今年に入り未成年者との淫行疑惑が持ち上がり、結局何も反省していないことが今回、明るみに出た格好で現在は活動自粛を余儀なくされています。

 このように前者の面々は明るく、軽く、そして楽観的な感じですが、一方で後者の面々は暗く、重く、そして悲壮感が漂っています。なぜ同じ「不倫」なのに正反対の印象を与えるのでしょうか?今回は前者を「不倫上手」、後者を「不倫下手」と名付け、その違いについて掘り下げていきます。

不倫上手はヤリ手でデキル男
「不倫でもいい」という女性を選ぶ?

 まず「不倫上手」は、いわゆる「モテるタイプ」で、公私ともにヤリ手でデキル男です。気持ちに余裕があるので、複数の女性を同時に愛することができ、そして時間の管理が上手いので、どんなに忙しくてもフォローを欠かさず、さらに不倫を恋愛の一種としか思っておらず、躊躇せず女の子を誘うので仕事や家庭、そして恋愛(不倫)も家庭も恋愛(不倫)も両立しているイメージ。