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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第19回】 2017年5月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

「今月もダメだった」という人の
99%がやっている「残念なこと」

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わずか三十数年で8兆円企業へと成長したソフトバンク。多くの企業が日本経済の停滞に苦しむなか、圧倒的な拡大を続けることができたのは、日々の目標である「小さな目標」の管理を怠らなかったからだ。
ソフトバンクでは今も、6万人超の社員にこの資質が求められ、それは確実に企業の拡大に貢献している。
そこにはどのような決まりがあり、習慣があるのか? 9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の発売1ヵ月半で5万部を突破したベストセラー『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

なぜ「毎日の目標」が必要なのか?

 小さな目標には明確なルールがあります。

(1)毎日できる
(2)具体的なアクションである

 なぜ「毎日できる」をルールにしているのか。

 一般的な会社では、個人の「目標」といえば、月間もしくは週間で設定されることが多いのではないでしょうか。

 営業なら毎月のノルマが決められ、月末になって初めて「今月の目標を達成できたかどうか」を本人も会社も把握する。

 そんな仕事のやり方をしているケースがほとんどだと思います。

 しかし、PDCAを回すサイクルが月間や週間では、あまりに遅すぎる、というのが私の所感です。

 これでは、週や月の終わりになるまで、自分の勝ち負けを知ることができません。「負けた」と自覚できなければ、悪かった点を改善することも難しい。

 仮に月の終わりに負けを自覚しても、過去1ヵ月のことをまとめて振り返るのは、記憶も曖昧になっていますから容易ではありません。細かいことはすっかり忘れてしまい、重要な改善点を見逃すことになります。

 自分の失敗にできるだけ早く気づき、大きな痛手にならないうちに、こまめに改善を繰り返す。それが高速PDCAの重要なポイントです。

 そのためにも、毎日の結果を確かめる必要があります。

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    三木雄信

    1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
    2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
    自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
    多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
     


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