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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第11回】 2017年3月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

ソフトバンクがライバルに負けなかった
「たったひとつの理由」

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「仕事が進まない」「今日も残業だ」「結果が出ない」……こうした問題を、すっきり解決してくれる手法がある。PDCAを超スピードで回す「高速PDCA」だ。ソフトバンクでは6万人超の社員がこの手法を使い、わずか三十数年で8兆円企業を誕生させた。
圧倒的なスピードで成長するソフトバンクの秘密を、9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の話題の新刊『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

「同時にすべてを試す」が最強である

 「一度にすべての方法を実行する」

 これが鉄則であり、ソフトバンクが他の会社と大きく異なる点です。
 このルールを重視するのには三つの理由があります。

 (1)スピードでライバルに勝てる
 (2)最善の方法を探せる
 (3)各方法を正確に比較できる

 普通なら、まずは一つを試して結果を検証し、「思ったほど効果がないから、別の方法も試そうか」とまた別の一つを試す。そして「最初の方法よりは効果があるが、もっといい方法があるかもしれない」とまた別の一つを試す。

 こんなふうに検証を進めて、すべての結果が出揃ったところで「どの方法が最も効果があるか」を判断し、ようやく本格的な実行に移すというのが一般的です。

 しかし、それでは時間がかかりすぎます。

 パラソルを1ヵ月やって結果を検証し、電話セールスを1ヵ月やって結果を検証し……などとやっていたら、仮に六つの方法を試すと半年かかってしまいます。

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三木雄信

1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
 


孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA

どんなにハイレベルな仕事でも、PDCAを使って超スピードで、かつ確実に成果を出す仕事術。仕事がうまくいかない、時間がかかってしまう、今日も残業だ……ビジネスパーソンの多くが日々、こうした課題と格闘しているのではないでしょうか。こうした問題をシンプルに解決する方法が、本書で紹介する「PDCA」です。
長年、ソフトバンク孫正義社長のハードな要求、すなわち「むちゃぶり」に答えてきた著者が、具体的にどうPDCAを回すことで、すぐれた仕事をしてきたのか、そのためのノウハウを紹介します。

「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」

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