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人生の悩みが消える自問自答の技術
【第15回】 2017年5月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
堀江信宏

まわりを生かしながら自分も成長するというのが、
これからのリーダーシップ

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人気のプロコーチ堀江信宏氏の初の著者『人生の悩みが消える自問力』(ダイヤモンド社)では、自分に「5つの質問」を投げかけ、自問自答を繰り返すことで、問題が解決したり、悩みが消えることを説いています。今回は最新刊『女性リーダー4.0 新時代のキャリア術』の著者、昭和女子大学総長・理事長の坂東眞理子さんと堀江さんの対談の3回目です。坂東さんのキャリアの中で印象に残る自問自答とは……。

堀江 「それから、リーダーの自問自答というところで、ぜひお聞きしてみたいんですけれど、リーダーは立場が上に行けば行くほど、相談できる人も少なくなってくるかと思います。坂東さんも、これまでのキャリアの中で自問自答して悩む日々があったと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか」

坂東 「そうですね。それでいうと、昭和女子大学の学長を引き受けるときは、私なりに自問自答しましたね。教授になったのが2004年で、学長になったのが2007年のことでした。ここへ来て三年ほど経ったところで学長にということを言われて、『大丈夫かな、できるかな、無理じゃないかな』という気持ちは強かったんです。でも、与えられたポジションで自分がいいと思うことをやればいいんだと。成功するかしないかはわからないけれども、大学を取り巻く環境がすごく変わって、特に、女子短大があまり志望者がいなくなるという状況だったので、何とかしなきゃいけないというのは明らかでした」

堀江 「そうだったんですね」

坂東 「大変だけど、やらなければいけないと。成功するかどうかわからないけれども、この教育機関が、それなりに存在意義を持つというのは大事なことではないかなと思ったんですね。『天下の秀才を集めて、これを教育するのは君子の三楽』で楽しいことなんですけれども、そういう大学ではなくても、普通の学生たちを少しでも元気づける。特に、女の子たちが自分の限界をわきまえすぎてチャレンジしない。『そこそこ』のほうが幸せになれるんだとか、自分を縛るマインドセットにとらわれている子がいるというのを、ここへ来て二、三年ぐらいで感じていたので。これを何とかしなければという気になっていたのです。それが、やるべきことじゃないかなと思って、学長につくことを承諾したんです」

堀江 「そうだったのですね。今、おっしゃった『成功するかどうかわからないけれど、でも、これは大事なことである』というのは、自問自答ですよね」

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    堀江信宏

    1971年生まれ。立教大学卒業後、「文化の異なる人々の架け橋になりたい」と伊藤忠商事に入社。10年間、不動産事業、貿易事業、海外植林事業、コンビニエンスストア事業に関わる。2004年、伊藤忠商事を退職しイベント企画運営会社を設立。心理学とビジネスに関するセミナーを年間200回以上主催。石原明氏、棚田克彦氏、マイケル・ボルダック氏などの講座をプロモートする。無名講師をプロデュースして、短期間でトップ講演家・トップコーチ・30万部ベストセラー作家・年収9,000万円にするなどの手腕には定評がある。 スピードチェンジ・ジャパン株式会社にて800人の認定コーチを輩出し、一般社団法人コーチングカレッジにて600人の卒業生を育成。セルフプロモートにより自身も人気コーチとなり一時は申込が9ヶ月待ちに。分かりやすいセミナーと親しみやすい人柄で、経営者から会社員、主婦、学生まで幅広く人気がある。 2015年9月に悪性リンパ腫を宣告されたが、約半年間抗ガン剤治療に専念し、2016年春に寛解。ガンを「ギフトだった」と言い、さらなる幸せと発展に生かしたコーチング技術は、逆境にある人たちを励ましている。 訳書に『目標を達成する技術』『人を動かす技術』等(累計30万部)がある。

     


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    人は誰でも、日々頭の中で、自分自身に問いかけ、自分で答えるという作業を繰り返しています。その数はなんと毎日3万〜4万回。その自問自答のプロセスこそが思考といわれるものです。通常、この自問自答は心の中で無意識で行われますので、自分では認識していません。でも、この無意識でしていた自問自答は、意識的に改善することができます。そうすれば、あなたも様々な問題を乗り越え、夢や願望をかなえることができるようになります。それを可能とするのが「自問力」と名付けた自問自答の技術です。これまでに1000人以上と対話し、多くの問題を解決してきた人気のプロコーチが、「自問力」を高め、本当の望みをかなえる方法をアドバイスします。

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