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高尿酸血症・痛風治療の鉄則

監修 長瀬満夫(整形外科・リウマチ科/長瀬クリニック院長)

井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-
【第48回】

 昨年、足の親指の激痛に襲われたCさん、42歳。整形外科で痛風と診断、消炎鎮痛剤が処方された。医師から運動して痩せるよう勧められた──。

 「二度と体験したくないような痛み」と形容される痛風関節炎(以下、痛風)。圧倒的に男性に多く、30~40代が好発年齢だ。血液中の尿酸が関節内で結晶化し、それを異物と勘違いした白血球が攻撃することで発症する。関節の腫れ、発熱、激しい痛みといった典型的な炎症反応は一過性で治まるが、高尿酸血症が続く限り発作を繰り返す。

 従来、高尿酸血症は痛風が発症しなければ積極的な治療対象ではなかった。しかし、最近の研究でメタボリックシンドロームなど生活習慣病と尿酸が関連する可能性が示されたため、高尿酸血症と診断された時点で痛風がなくても、生活習慣の改善など治療を始めることが望ましいとされている。

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井手ゆきえ [医学ライター]

医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。

 

週刊ダイヤモンド編集部


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ハードワークのストレスに加え、飲酒や脂っこい食事。ビジネスマンの生活習慣は健康面からは実にハイリスクです。痛い・苦しい・痩せた・太った・イライラする…。そんな症状はどのような病気の兆候なのか?どんな治療が有効なのか?いきいきと働き続けるために、身体と病気に関する正確な知識が欠かせません。

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