――いよいよ来週、7月12日が発売です。今後の展望は?

 まず、「さぬき銘菓と言えば、大結願」と言われるくらい、地元でしっかり根づかせる。売れて反響が出れば、作る喜びを実感できる。継続的に利益を出すことができれば、それは自信につながるはずだ。

 そして近い将来、全国に打って出たい。ライバルは「赤福」「もみじ饅頭」といった、誰もが知っている土産菓子だ。商工会はもちろん、さぬき市長も全面的に協力すると宣言してくれている。

「さぬき魂」を見ていてほしい。
 


●試食会ご報告●
6月28日の試食会は、お蔭様で大盛況となりました。「香ばしい」「和洋折衷の味が意外と合う」「桑の香りがいい」など、いろいろなご感想やアドバイスをいただき、一同感動しました。暑い中、足をお運びいただき本当にありがとうございました。

「さぬき市5万人を変える<br />きっかけをつくりたかった」平日のオフィス街、お遍路コスチュームが目を引く(有楽町・東京交通会館にて)