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ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる
【第5回】 2017年5月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
木暮 桂子

「黒いスーツ」を着るのは間違い!

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初対面の人に会ったとき、外見から何となくその相手を判断しませんか?
「年齢はどのくらいか、どんな仕事なのか、頭は良さそうか、清潔なのか、どんな育ちなのか……」。実は、人間は相手からの自己紹介よりも、「自分が感じ取った全体の印象を信用する」ことが分かっています。
ビジネスでの服装は、ただの「おしゃれ」だけでなく、「まず自分の話を聞いてもらえるかどうか」に直結します。「服のことを知っているかどうか」は、仕事を左右するのです。
その上、スーツはアイテムが少ないので、覚えるべきことは実はそんなにありません。
5月25日に発売される『ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる』から、どんな場合でも、ビシッとスーツが着られるようになるルールについてお知らせします。

黒いスーツは着ない

学生の就職活動のスーツが黒になったのは、10年ほど前だったと記憶しています。最近では黒いスーツを着る日本人ビジネスパーソンがとても増えている印象があります。

ただ、ひとつ知っておいていただきたいのは、欧米では黒いスーツを着ることはまずない、ということです。政治の世界でももちろん着ません。
アメリカの大統領や日本の総理大臣が、黒いスーツを着ているのを、見たことがないでしょう。
理由はシンプルで、黒い服は冠婚葬祭のためだから。
タキシードしかり、喪服しかり。
だから特に、海外に行くときには、紺やグレーのスーツを持っていってください。

黒いスーツを着ている人は多いですが、間違いです。
多いからといって購入せず、自分の知識を大切にしてください。

スーツは、紺かグレーだけ

スーツは紺かグレーにしましょう。
スーツで選ぶべき色はこの2色です。

茶色やツイードのスーツもありますが、茶色はビジネスにはふさわしくない色で、ダサく、老けて見えます。また、ツイードは、貴族が別荘や郊外などに遊びに行ったオフの時に着たもの。
両方とも都会的、スタイリッシュな印象が薄くなります。

オフでお洒落をしたい人、こだわりたい人がチャレンジするのはいいと思いますが、ビジネスシーンでは考えないほうがいいと思います。

また、スーツのボタンは2つボタンのものにしましょう。

他に3つボタン、ダブルなどもありますが、これらは少し古く、ゴテゴテした印象になります。
最近の、体にフィットしたダブルも、派手な印象で職業を選んでしまいます。
2つボタンは、スマートで清潔感がある文句のつけようがない装いです。

また、よく言われるのが、スーツのシルエット。一昔前まではブリティッシュ、イタリアン、アメリカンと3つの型があると言われていましたが、これは、特に意識しなくても大丈夫です。
ほとんどのスーツがイタリアンテイストになってきているからです。
アメリカのブランドだから、イギリスのブランドだから、という特徴的な違いは薄まりつつあります。

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    木暮 桂子(きぐれ けいこ)

    株式会社ディグニータ代表取締役。 シンガポール航空にて、フライトアテンダントとしてシンガポールに駐在。 在職時に high achiever of compliments(年間を通じてお客様からの感謝状の多かった クルーに対して授与)のTOP10として表彰される。その後帰国し、株式会社グロービスの創業期から現在のグロービス経営大学院(マネジメント・スクールおよび大学院)の立ち上げに関わり、東京校のステューデント・オフィスの責任者として戦略立案、マーケティング、営業全般に広く携わる。また、法人向け研修として非言語コミュニケーションスキルトレーニングの講座を開発、自ら講師を行う。 その後、独立し、現在の株式会社ディグニータを設立。経営者、政治家をクライアントに持ち、外見力強化のコンサルティング、スピーチトレーニングを行う。また、戦略コンサルティングファーム、大手企業等のビジネスアピアランスコンサルティング、企業研修を手がける。これまで1000名以上の見た目を変え、外見力強化を実施、依頼が後を絶たない。ビジネスにおける最高の見た目を提案する内容が大人気で、「評価されることが増えた」「つきあう人が変わった」「昇進した」などの声多数。

     


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    「ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる」

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