ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第23回】 2017年6月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

孫社長が「無茶苦茶な発言」を繰り返す
「ほんとうの理由」とは?

1
nextpage

わずか三十数年で8兆円企業へと成長したソフトバンク。多くの企業が日本経済の停滞に苦しむなか、圧倒的な拡大を続けることができたのは、「豊富なアイデア」を生み出す仕組みを持っていたからだ。
ソフトバンクでは今も、6万人超の社員がこの手法を使っている。この手法があるからこそ、孫社長の思いもよらない奇策も実現できるのだ。
 9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の話題沸騰の人気書『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

なぜソフトバンクはアイデア豊富なのか?

 一度にすべての方法を試すには、その前提として、できるだけたくさんの方法を思いつかなくてはいけません。

 あらゆる方法を試したくても、目の前のアイデアが一つや二つしかないようでは、一つずつ試すのと変わらなくなってしまいます。

 アイデアを出すためには「1人でアイデアを考える」以外にも、「誰かと一緒にアイデアを考える」というのも有効です。

 孫社長も何かあれば人からアイデアを引き出すことを重視していました。

 ところが、アイデアを口に出すのが苦手という人は少なくありません。

 思い出してみてください。会社の会議やミーティングでなかなか意見が出ず、議論が進まないという経験をしたことがありませんか?

 これは参加者たちが「下手に意見を言って、リスクを負いたくない」と考えるからです。

 「販促キャンペーンについて意見を出せ」

 そう言われて、自分が提案したアイデアがうまくいかなかったら、責任をとらされる。それを恐れて、口を開かなくなるわけです。

 そんなとき、ほかの人が発言しやすい空気をつくる方法があります。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
効率よく短期集中で覚えられる 7日間勉強法

効率よく短期集中で覚えられる 7日間勉強法

鈴木 秀明 著

定価(税込):本体1,400円+税   発行年月:2017年6月

<内容紹介>
よく出る問題ほど後回しにして、「捨てる・詰め込む・追い込む」引っ越し作業のように、短期集中サイクルで絶対に忘れない勉強法。やらないところを決めて、不必要なところはバッサり切り落とし、最後の1日で確実に覚える技術

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、6/18~6/24)



三木雄信

1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
 


孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA

どんなにハイレベルな仕事でも、PDCAを使って超スピードで、かつ確実に成果を出す仕事術。仕事がうまくいかない、時間がかかってしまう、今日も残業だ……ビジネスパーソンの多くが日々、こうした課題と格闘しているのではないでしょうか。こうした問題をシンプルに解決する方法が、本書で紹介する「PDCA」です。
長年、ソフトバンク孫正義社長のハードな要求、すなわち「むちゃぶり」に答えてきた著者が、具体的にどうPDCAを回すことで、すぐれた仕事をしてきたのか、そのためのノウハウを紹介します。

「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」

⇒バックナンバー一覧