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新・独学術
【第6回】 2017年7月7日
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侍留 啓介

賢い人が共通して「早口」で話す理由

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マッキンゼー・アンド・カンパニーなど要求水準の高いビジネスの現場を渡り歩き、「可能な限り優れたパフォーマンスを実現するためにはどうすべきか?」と試行錯誤してきた著者が提案する、ビジネスパーソンのためのまったく新しい学習法『新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法』。佐藤優氏が「ビジネスパーソンにとって本当に役に立つ最良の書」と絶賛するなど話題の同書より一部を特別公開する。

多忙な人でも時間をつくれる「3つの方法」

 仕事をしながら独学をするには、毎日の生活において時間効率を高めていくなどして、学習する時間を確保することが必要になってきます。

 忙しい中でも時間をつくるには、次の3つの方法があります。

(1)「無駄な時間」を使わない
(2)見るのも話すのも「倍速」にする
(3)頭を「並列的」に使う

 (1)の「『無駄な時間』を使わない」ですが、いま多くの人にとって最も時間を浪費する要因の一つはインターネットではないでしょうか。気づいたら何時間もネットサーフィンをしていた、というのは誰にでもある経験でしょう。

 ネットを見るのをやめるだけでも、多くの「無駄な時間」を排除できるはずです。とくに、出勤前や夜帰宅してからなど、学習に充てられる時間帯には「ブラウザを立ち上げない」「スマホを見ない」などとルール化してしまうのがいいでしょう。

 ネットの情報というのは、細切れの不確かな情報です。即時性はあっても、考えを深めるのには不向きです。

 ネットを見る際は、漫然と見るのではなく、「自分は何を知りたいのか」「それはどこのサイトに行けば見られるのか」「どのレベルの情報を手に入れたいのか」などを頭の中でまとめてからブラウザを立ち上げることで、だらだらとネットサーフィンしてしまうことを防げます。

 次は(2)の「見るのも話すのも『倍速』にする」ですが、限られた時間を有効に使うためには、いろいろな動作を「早回し」で行うことです。

 たとえば、テレビも「早回し」で見ます。

 極端にいえば、テレビは見なくてもよいのですが、いい番組もあります。とくに放送大学やEテレはクオリティが高い番組が多くあります。しかし興味のある番組も私はリアルタイムでは見ずに、必ず録画してから見ています。テレビは誰にでもわかりやすいようにゆっくりとしたリズムでつくられているので、あえて録画して、あとから2倍速で見ているのです。

 娯楽で見たい番組も同じように録画して、気になるところだけゆっくり見て、興味のないところはだらだらと見ずに2倍速にしたり飛ばしたりしてしまえば余計な時間を使わずにすみ、時間を生み出すことができます。

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侍留 啓介(しとみ・けいすけ)

岡山県生まれ。早稲田大学卒業後、三菱商事にて金融投資業務を担当。その後、シカゴ大学経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、金融・消費財・製造業など幅広い業界において経営コンサルティング業務に従事。現在は、外資系投資ファンドであるCLSAキャピタルパートナーズにて投資実行・経営支援に従事。大手学習塾の取締役を務めるなど教育ビジネスにも精通。また、京都大学博士後期課程にてファイナンス理論(専門はコーポレートガバナンス)を研究している。


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