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ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み
【第53回】 2017年7月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
近藤宣之

上位と下位で
2倍の給料差があっても
社員が辞めないワケ

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◎倒産寸前「7度の崖っぷち」から年商4倍、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロ!
◎「赤字は犯罪」&「黒字化は社員のモチベーションが10割」と断言!
◎学歴、国籍、性別、年齢不問! ダイバーシティで女性管理職3割!
◎「2-6-2」の「下位20%」は宝! 70歳まで生涯雇用!
……こんな会社が東京・西早稲田にあるのをご存じだろうか?
現役社長の傍ら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾から慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールまで年50回講演する日本レーザー社長、近藤宣之氏の書籍『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』が話題。発売早々第8刷となった。
なんと、政府がこれから目指す施策を20年以上前から実践している小さな会社があった! 「7度の崖っぷち」からの大復活! 一体、どんな会社なのか?

納得性と透明性のある
人事評価制度を構築

近藤 宣之(Nobuyuki Kondo)
株式会社日本レーザー代表取締役社長。1994年、主力銀行から見放された子会社の株式会社日本レーザー社長に就任。人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。2007年、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールなど年50回講演。東京商工会議所1号議員。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。
【日本レーザーHP】 www.japanlaser.co.jp/
【夢と志の経営】 info.japanlaser.co.jp/

 日本レーザーでは、上位層の社員には、業界他社と比較しても、どこにも負けない給料を出しています。

 下位層と比べると、倍の差がつくこともあります。

 それほど差がついても社員が辞めないのは、納得できる透明性のある仕組みと、その運用結果の納得性があるからです。

 日本レーザーは、1993年暮れに債務超過に陥ったあと、翌年春に私が社長となり、それ以来、人事制度・賃金制度のすべてを根本的に見直し、現在も毎年のように改定をしています。

 経営者というのは、「営業に強い」「技術に強い」など、何かしら本業に関する強みを持っているものです。

 しかし、私の場合、電子顕微鏡については熟知していても、レーザーについては他の社員に比べれば素人も同然でした。

 では、自分にできることは何なのか……。

 私は、日本電子時代に培った「労務」の経験を活かして、人事評価制度改革に乗り出しました。
 人事評価制度は、社員の動機づけに直結しているからです。

 人事評価制度の基本となる考え方は、次の「3つ」です。(本書 参照)

●能力主義
 すべての社員に求める基本的な能力と、各職種に必要な実務能力を評価
●業績主義
 会社の業績に対する社員の「目に見える成果」と「目に見えない貢献度」を評価
●理念主義
 会社の価値観をどのように体現しているか、当社の人材としてふさわしいかを評価

 それぞれ説明しましょう。

次のページ>> 能力主義のポイント
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    近藤 宣之(こんどう・のぶゆき)

    株式会社日本レーザー代表取締役社長。慶應義塾大学工学部卒業後、日本電子株式会社入社。28歳で異例の労働組合執行委員長に推され11年務める。そこで1000名のリストラに直面した後、取締役米国法人支配人、取締役国内営業担当などを歴任。1994年、債務超過に陥り、メインバンクからも見放された子会社の日本レーザー社長に。就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。社員数55名、年商約40億円の会社ながら、女性管理職が3割。2007年、社員のモチベーションをさらに高める狙いから、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立する。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネススクールなどでも講師を務め、年間50回ほど講演。全国から講演依頼が絶えない。第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。


    ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み

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