某有名ホテルグループで2010年度MVP賞を受賞し、警察から「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた名物支配人をご存じだろうか。
  7月15日に、はじめての書籍『日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人』を刊行したばかりの著者が、数々のモンスタークレーマーとの闘いからクレーム対応の極意を語る4日連続企画。テレビドラマよりドラマチックなホテルで、初回からすごいクレーマーが現れた!

有名ホテルグループで売上日本一の名物支配人

  みなさんは、お客様に怒鳴りつけられたことがありますか? 

  無理難題を吹っかけられて悔しい思いをしたことはあるでしょうか。
  きっとサービス業に従事している方なら誰でも、多かれ少なかれそんな経験をなさっていると思います。

  レストラン、居酒屋、駅で働く方々……。現在は、町のお医者さんから学校の先生に至るまで、とんでもないクレームをつけられる。そんな時代になってしまいました。

  確かに、筋の通ったクレームなら我慢のしようもあります。
  でも、もしもまったくいわれのない恫喝や暴力にあってしまったら、そのあまりの理不尽さに胃がシクシク痛んだり、夜も眠れなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。

  そんな鬱々とした思いを日ごろ抱えていらっしゃるみなさんに、私の体験談をお話しすると、「元気になった!」「笑っているうちに悩みがふっとんだよ」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

  なにしろ私はある有名ホテルグループのなかでも、大型ホテルの現役支配人。そこは全国展開されている支店中、何度も売上No.1になる繁盛店です。

  しかも、場所は眠らない街、東洋一の歓楽街・新宿歌舞伎町。さまざまな人が、いろんなストーリーを抱えてやってくる人間の交差点なのですから。

  本日から計4回、新宿警察署に「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」と呼ばれ、警察から感謝状をいただいた私が、このホテルで本当に起きた、リアルな人間模様をお話ししようと思います。