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効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法
【第14回】 2017年7月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
鈴木秀明

問題を見て、覚えた知識をいかに「思い出せる」か

新刊効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法は、東大を独学で現役合格し、年間50以上、累計500超の資格を取得してわかった超合理的な方法を網羅しています。「時間をかけずに短期集中で勉強し、しっかり結果を出せる」――それが、「7日間勉強法」。どんな勉強にも応用できる、この短期集中のサイクルを一部抜粋して紹介していきます。

「覚える」だけではなく、
「思い出せる」ことに重点を置く

 どんなに知識を吸収し、記憶にとどめていたとしても、いざ試験問題を目の前にしたときにそれが思い出せなかったら意味がありません。ただ「覚える」だけではなく、「思い出せる」ことに重点を置く必要があるのです。

 試験当日は、普段とは違う緊張した状況のなか、何十問も問題を解いていかなくてはなりません。私も数々の試験を受けてきましたが、これは本当に疲れることだと毎回思います。途中で集中力が途切れ、わかっているはずの問題が解けなくなってしまうこともあります。一問一問にかける時間を極力短くすることが重要なので、問題を見た瞬間にパッと答えを思い出せるようにするため、思い出す訓練をしておきましょう。

「覚えたつもり」をなくす

 今勉強したばかりの内容を、本を閉じて暗唱できるか試してみましょう。本を見ながら勉強していると、「覚えたつもり」になってしまいがちです。「たった今やっていたのだから当然覚えているだろう」と思っていても、何もない状態では意外と出てこなかったりするものです。しっかり覚えられていなかったら、何度か繰り返して暗唱してみましょう。回数を重ねることで、記憶に定着するようになります。全部の問題でこれをやろうとすると時間がかかるので、とくに注意しておきたい箇所、何回やっても思い出すのに時間がかかる箇所にしぼってやってみてください。

 これは、思い出す訓練であると同時に、覚えているかどうかのチェックにもなります。

 「覚えたつもり」を避けるため、「空き時間に思い出す訓練用の問題をストックしておく」ことも、私は折に触れてやるようにしています。この方法は、たとえば「京都五山」や「国民の3つの義務」など、いくつかの固有名詞や用語を全部思い出せるかどうか確認したい場合に、とくに適しています。

 メモ帳でも、携帯電話のメモ機能でもいいので、「京都五山」などと問題を簡潔にメモしておいて、何も見ないで5つの寺院を全部思い出せるかどうかやってみます。20秒以上時間をかけても思い出せないのであれば、それは「覚えていない」ということなので、思い出す努力を続けるより答えを見てしまったほうが早いでしょう。すぐに答えを見られるよう、答えも一緒にメモしておくといいですね。

 確実に答えを思い出せるようにするためには、いくつか覚え方のパターンを考えておくのがコツです。覚え方が一つしかないと、それを忘れてしまったら思い出せませんが、何パターンかあればリスクが下がります。

 みなさんもご存じだと思いますが、コロンブスの新大陸発見の年号、1492年の覚え方は「いよくに(1492)もえるコロンブス」「いよ(14)ー、くに(92)がみえるぞコロンブス」など、いくつかありますよね。このように、覚え方を複数用意しておくと安心です。

 覚え方のパターン・方法については、次の項から紹介していきます。覚えやすいと思うもの、自分に合ったものを適宜ピックアップして使い分けてください。

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鈴木秀明(すずき・ひであき)

資格・勉強コンサルタント。
1981年8月4日富山県生まれ。高校時代は塾・予備校に通わず、独学で東京大学理科一類に現役合格。東京大学理学部卒業。東京大学公共政策大学院修了。
24歳でAll About「資格」ガイドに就任。行政書士、中小企業診断士、気象予報士、証券アナリスト、宅地建物取引士、1級FP技能士をはじめとした500を超える資格をすべて独学で取得。年間50以上のペースで資格を取り続けている。
資格ガイドブック『最新最強の資格の取り方・選び方全ガイド』(成美堂出版)を毎年監修するほか、「日経ビジネスアソシエ」「プレジデント」といったビジネス誌の資格特集の監修、フジテレビ系「笑っていいとも!」「アウト×デラックス」のテレビ出演など、メディア出演実績はのべ200回以上。
資格試験の試験機関へのコンサルティング・プロモーション支援や、テレビのクイズ番組への問題作成支援などの活動も行う。また、ベネッセ「進研ゼミ中学講座」にて入試直前期勉強特集に先生役として登場するなど、試験直前追い込み期の勉強や、短期集中型の超効率勉強のスぺシャリストとして多方面で活躍中。


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東大を独学で現役合格し、年間50以上、累計500超の資格を取得してわかった超合理的な最速で結果を出す方法。よく出る問題ほど後回しにして、「捨てる・詰め込む・追い込む」引っ越し作業のように、短期集中サイクルで絶対に忘れない勉強法で、やらないところを決めて、不必要なところはバッサり切り落とし、最後の1日で確実に覚える技術を体系化。新刊『効率よく短期集中で覚えられる7日間勉強法』から超高効率な勉強法を紹介します。

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