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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

1000円あればお釣りがくる人気もつ焼き店 宇ち多゛(京成立石)

浜田信郎
【第17回】 2008年6月6日
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 葛飾区の一大酒場タウン、立石にやってきました。この町に数ある酒場の中で、いつも行列が絶えない大人気店が、もつ焼きの「宇ち多゛(うちだ)」です。

 平日午後6時過ぎのこの時間帯、店の前には10人ほど並んでいるでしょうか。しかしこの行列、思ったよりも進むのが早くて、今日も15分ほどで店内に案内されます。

 「宇ち多゛」の価格設定は180円が基本単位。煮込みやもつ焼き(2本)、お新香などの料理はすべて180円で、ほとんどのお客さんが注文する焼酎梅割りも180円。ビールの小瓶は360円、大瓶は540円と、それぞれ180円の倍数の価格設定になっていて、お勘定もしやすい仕組みです。

 店内に入って、まずは焼酎の梅割りに煮込み、そしてお新香を注文します。受け皿つきのグラスになみなみと焼酎が注がれたあと、ちょいと垂らされる梅割りの素。無味に近い焼酎に、ふっと旨味が加わります。モツだけのしっかりとした煮込みには、大根、キュウリのお新香のさっぱり感がいいバランスです。

 焼酎のおかわりをもらって、もつ焼きの注文です。メニューには「もつ焼き」としか書かれていませんが、シロ、レバ、ガツ、ナンコツ、アブラ、ハツ、カシラなどの種類があり、味付けも塩、タレなどが選べます。したがって「レバをタレで」「ハツを塩で」と注文すれば、それぞれ2本1皿で出されます。

 常連さんになると、さらに焼き加減や、お酢の有無なども指定していて、たとえば「アブラ多いとこ素焼き若焼きお酢」と、まるで何かの呪文のようにも聞こえます。

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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