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一流の磨き方
【第4回】 2017年7月27日
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浜野安宏 [映画監督、ライフスタイル・プロデューサー、生活探検家]

「一流の人に会える人」には、1つの条件がある

「一流」になるために磨くべき、「人間関係」・「仕事」・「運」・「お金」・「自由」・「生き方」とは。映画監督、ライフスタイル・プロデューサー、生活探検家と、幅広く活躍する浜野安宏(はまの・やすひろ)氏による「提言」を、書籍『一流の磨き方』より、一部、抜粋して紹介する。「本物」を知る人だけが、本物になれる!

「興味を持ってくれた人」に対して、
人は会おうと思ってくれる

 毎日、同じ人とばかり会っているようでは、絶対に成長は止まります。

 自分を成長させたいなら、できるだけ「違う人」と会うことです。

 出会いは、最大の「教師」です。
 ひとりの人物との出会いが、人生を一変させることがあります。

 どんなに多くの本より、どんなに多くの映像より、「現実の出会い」が自分を成長させてくれます。

 しかし、出会いは、人であってもモノであっても、自分から働きかけないかぎり、見つかりません。人脈づくりにノウハウがあるとしたら、「自分から相手の胸に飛び込んでいくこと」しかないのです。

 会いたい人には会ってみる。
 どんな人にも話しかけてみる。
 とことんまで知り合ってみる。

 これが私の考え方。「浜野さんは、ラッキーなことに、適切な時期に適切な人と出会っていますよね」と言われたことがありますが、「たまたま、私だけがラッキーだった」わけではありません。誰にでもその機会はあったはずです。

 違いは、「目を見開いていたか、つむっていたか」「自分から飛び込んだか、素通りしてきたか」の差だと思います。
 どんな人でも、どこかで、つながれるはずなのです。みんな人間なのだから…。

 私は国内外にたくさんのネットワークがあります。ありがたいことに、私が声をかければ、「浜野さんのために一肌脱ごう」と集まってくれる人々がいます。

 ですが私は、意図して人脈づくりをしてきたわけではありません。

 「この人とつながっておけば、ビジネスチャンスがあるかもしれない」と、戦略的に人と会うことは、まずありません。

 姑息な目的を持っていくと、相手に見抜かれて恥をかくだけだからです。だから私は、自分の欲求に素直になって、「この人はすごい!」と思った人に会ってきました。

 私の場合、「この人はすごい!」「この人に会いたい!」と思ったら、すぐに連絡をして会いに行きます、どんなに遠くても…。海の向こうでも…。

「興味を持ってくれた人に対して、人は会おうと思ってくれる」と、私は経験上、知っているからです。

 世界的建築家のひとり、故・マイケル・グレイブスも、そのひとりです。

 彼が設計した家具メーカーのショールームに感激した私は、電話番号案内で彼の連絡先を調べ、その足でプリンストン大学(ニュージャージー)の彼の研究室を訪ねたのです。

 この出会いから、私と彼は、20以上のプロジェクトをともにすることになりました。
 私が彼を日本に呼んだとき、建築業界の多くは「あんなビッグネームが日本に来るわけがない!」と首をかしげました。

 けれど彼は私を信頼し、日本にやってきてくれたのです。

 ゴルフも、麻雀も、カラオケも、どれも共通していえることは、「いつも、同じような人、環境とばかり一緒にいること」です。

 同じ人、状況とばかりいるかぎり、成長はありません。なぜなら、同じような人、場所と一緒にいると、同じ価値観の中でしか、ものを考えなくなるからです。

 新しいことを認めなくなったとたん、マンネリ感に支配され、人の成長は止まります。

 発想を生き返らせるにはどうしたらいいのか。
 毎日、同じ人と遊ぶことをやめて、できるだけ「違う種類の人と会うこと」です。

「自分から動いた新しい出会い」こそが、あなたの人生を、よりよいものへ変えていってくれるのです。

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    浜野安宏(はまの・やすひろ) [映画監督、ライフスタイル・プロデューサー、生活探検家]

    株)浜野総合研究所 代表取締役社長。 一般財団法人 ビーチ&フィールド保護協会 理事長。 特定非営利活動法人 渋谷・青山景観整備機構(SALF) 専務理事。 1941年、京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科演出コース卒業。 南青山「FROM-1st」、「東急ハンズ」、「AXIS」、渋谷「QFRONT」、「Q-AXビル」、青山「Ao〈アオ〉」ビル、などを総合プロデュース・商業コンサルタント、その他多数プロデュース。過去に「神戸ポートアイランド・ファッション街区」プロデュース、「横浜みなとみらい21都市デザイン委員会」委員など、多くの公的活動も歴任する。現在も渋谷、青山を拠点にアジアへの活動を拡げている。 主な著書に『ファッション化社会』、『質素革命』(以上、ビジネス社)、『浜野商品研究所コンセプト&ワーク』(商店建築社)、『人があつまる 浜野安宏 ストリート派宣言』(ノア出版)、『生活地へー幸せのまちづくり』(学陽書房)、『はたらき方の革命』(PHP研究所)、『想いの実現』(浜野総合研究所)、『TETON 感じて生きる 山からの提案』(世界文化社)、ほか、多数。 映画「さかなかみ」、記録映画「TETON 山の声」、映画「カーラヌカン」などを製作、監督。


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