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ミクシィ笠原社長の起業を後押しした“常識に捉われない”信長の姿勢

【第10回】 2009年2月20日
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ミクシィ社長 笠原健治
ミクシィ社長 笠原健治
(写真/加藤昌人)

 子どもの頃から図鑑や漫画、父親の歴史関連の蔵書、歴史小説などはむさぼるように読んできましたね。

 歴史上の人物では、織田信長に強く引かれます。性格的には自分とはタイプが少し違うと思いますが。

 信長は自分の意思で、新しい時代を独力で切り開きました。

 常識とか慣習をそのままは受け入れず、まずは一度、自分の頭で考える。戦い方や文化、組織のつくり方においても、旧来の大名とは違っていました。古いやり方にとらわれず、ゼロベースで自分の理想を追求して行ったのです。

 そして“天下布武”(武家政権で天下を統一する)というわかりやすいメッセージも持っていました。

 私は2000年に、織田信長が攻め取り、天下布武の足がかりとした稲葉山城を訪れました。

 最近になって知ったのですが、信長が天下布武という印鑑を使い始めたのは稲葉山城にいた33歳頃だったらしいのです。私も現在33歳です。あのとき自分が見た稲葉山城の天守閣からの風景を、若い織田信長はどんな気持ちで見ていたのだろうかと、今になって振り返っています。

 当時の信長は、現在で言うところの愛知と岐阜を獲得したにすぎませんでした。

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