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お金をかけないのがオシャレ?
若い女性が「古着」を選ぶ理由

週刊ダイヤモンド編集部
2011年8月26日
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 20、30代の若い女性が、古着を購入するシーンが目立ってきた。古着を取り扱う店舗やサイトがこの数年急増しており、ファッションの一つの選択肢として定着してきた。不況が長引く中、価格の安さも魅力であり、市場にはまだまだ成長する勢いがある。

 正規店の値札がついている定価4万9000円のマーガレット・ハウエルの冬物ジャケットを、7900円で販売します――。

 ブックオフコーポレーションが運営する「ブックオフ・スーパーバザー」は、古本だけでなく、古着や中古のスポーツ用品、ベビー用品を販売する巨大リサイクル店だ。現在19店舗で、大型店の一つである川崎港町店の売り場面積は4460平方メートルと、大型家電量販店並み。古着は、若い女性向けを中心に数万点を陳列する。

 古着の魅力の一つは、なんといっても価格。状態や人気によるが、一般にブランド古着なら定価の10%~50%で販売している。「デパートで買いたかったブランドが手ごろな値段で買える」のだ。中には上記のような、新品同様の掘り出し物が混じっている。

 スーパーバザーが誕生したのは2009年。それまでも古着を扱っていたが、古本の脇役でしかなく、買うのは50代以上の女性が中心だった。発想を転換し、若い女性が買いやすい売り場に転換したのが奏功した。

 バーバリー、ジルスチュアートなど、人気があって手ごろなブランド50種類をピックアップし、他の古着と別の売り場にして販売したところ若い女性が購入するようになった。スーパーバザー既存店の売上高は前年比6%増で推移しており、業績は好調だ。

 人気の秘密は安さだけではない。「デパートと違い、複数のブランドを組み合わせて、セルフコーディネートを楽しむことができる」という。古着の新しい楽しみ方が生まれ始めているのだ。

 古着やバック、アクセサリーなどのファッションアイテムの中古市場は順調に成長している。矢野経済研究所によると、年率約5%で成長しており、10年度は3397億円と予測。消費者の中古品に対する抵抗感が薄れつつある。

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