実は、このような話は非常にたくさんの人から聞きます。特に、問題だと感じているのは、若手社員や外国人の方です。

 説明がつかないルールを愚直に守ることに、意味があるでしょうか。それも、少し出勤をずらせばフレッシュな状態で仕事ができ、生産性が上がる可能性は大いにあるのに、わざわざそれを否定するとは。これはまさに「働き方改革の敵」にほかなりません。

 このような不要なルールは、徹底的になくしていく必要があります。

 直談判できる相手がいないなら仲間を募って「一週間交代で選抜メンバーが時間差出勤をしてレポートを出す」という提言をしてみるとよいかもしれません。もしくは「時間差通勤をすることによって得られる生産性向上の数値化」に挑戦するのもいいですね。そのための手段やケーススタディは、いくらでも存在します。まずは自分で動けるところから始めてみてはいかがでしょうか。

●第二の敵:「時間泥棒」

 働き方改革の2つ目の敵は「時間泥棒」です。

 人生はどんなに長くても100年ちょっと。さらにビジネスパーソンとしてバリバリ働けるのは、せいぜい50年といったところではないでしょうか。

 これほどまでに貴重な時間を浪費する「時間泥棒」が皆さんの周りにはいませんか?席の横でダラダラと無駄話をしたり、やたらと休憩に誘ってきたりする人は、わかりやすい「時間泥棒」ですね。

 会話によって人間関係がスムーズになるなどの副作用はあることは否定しませんが、無駄話をすることで結果的に残業が増えているとしたら本末転倒です。