中国で普及するアリババのモバイル決済サービス「支払宝(アリペイ)」が、ついに日本にも上陸するという。すでに日本では、訪日中国人観光客を対象に、アリペイとテンセントの「微信支払(ウィーチャットペイ)」がサービスを開始しているが、今度は日本人がターゲットとなる。
スマートフォンに表示されたQRコードを店頭で読み取ることで代金支払いが完了する「QRコード決済」は、中国で40歳代以下の年齢層を中心に普及している。今や若い世代は財布を持たず、財布代わりにスマホを使う。路上の肉まん屋ですらQRコード決済を導入しており、「現金」での買い物は肩身が狭いくらいだ。
瞬く間に利用者が増えた中国のQRコード決済だが、果たして日本でもブレークするのだろうか。