7月末に最新作が発売となった『ドラゴンクエスト』。子どもの頃からその世界観を存分に楽しんできた人も多いのではないか。アラサー、アラフォーの冒険心を今なおくすぐり、なおかつどこか「郷愁」に似た気持ちさえ抱かせてくれるドラクエシリーズ。今夏、冒険に出た歴戦の勇者たちに、その成果を聞いた。(取材・文/フリーライター 藤井弘美)

「勇者であることを誇りに思う」
泣き腫れた目を心配される33歳

 2016年に30周年を迎えた国民的RPG『ドラゴンクエスト』(以下『ドラクエ』)シリーズ。今年7月末にはシリーズ最新作となる『ドラゴンクエストXI』が発売された。

 これに伴い、ローソンでは「からあげクン かいしんのいちげき味」の発売と一部店舗の内装が完全ドラゴンクエスト仕様に変更。USJでは体験型アトラクション「ドラゴンクエスト・ザ・リアル」が期間限定オープン。そのほかロート製薬からシリーズのマスコット的キャラ「スライム」をモチーフにした目薬の発売やロッテからガムの発売など、コラボの類は枚挙の暇がない。

 8月に入ってからの発表ではすでに300万本が出荷されているそうで、第一作が発売されて30年以上経った今もその勢いは衰えていない。この人気の理由の一つは、少年期にドラクエシリーズを楽しんだアラサー、アラフォーの心を、今なおつかみ続けている点にあるだろう。冒険心とともに、どこか「懐かしさ」も感じさせてくれるドラクエシリーズ。その最新作の魅力を30~50代の勇者たちに聞いた。