「いびき」の人は眠っても眠っても疲れがとれない

いびきに悩む人は少なくないと思いますが、実はいびきは周りに迷惑なだけでなく、慢性疲労の大きな要因の一つです。どうすればいびきに悩まずぐっすり眠れるのか。このたび著書『「疲れリセット」即効マニュアル』を出版した「疲労」研究の第一人者である医学博士・梶本修身先生が解説します。

仰向けで寝る人ほど
いびきをかきやすい

 眠る姿勢によって、熟睡度や翌朝の元気度が変わることをご存知でしょうか。

 たとえば、「あんなにいびきをかくくらい、よく寝ている」というのは間違いです。

 実は、いびきこそが慢性疲労の大きな要因のひとつになっているのです。いびきをかいているということは、睡眠中でさえも、疲労回復ができていないという証拠です。

 これが朝、スッキリ起きられない原因にもなっています。

 50代、60代の男性の場合、2人に1人はいびきをかいているというデータがあります。

 いびきをかくということは、脳に酸素が足りなくなっているということです。

 とくに、仰向けで寝る人ほど、いびきをかきやすくなるのです。