ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
日本人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男

ITコンサル需要が盛り上がる現地で商機を掴め!
「結論・結果重視」の中国企業にどう売り込むべきか

――アビームコンサルティング(上海)有限公司のホンリン・タン・マネージメントダイレクター、梶浦英亮・プリンシパルに聞く

江口征男 [智摩莱商務諮詞(上海)有限公司(GML上海)総経理]
【第57回】 2011年10月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

日系・台湾系・欧米系企業および中国ローカル企業に対して、業務およびITコンサルティングを提供するアビームコンサルティング。そのキーマン2人に、中国ローカル企業向けのコンサルティングで気をつけるべき点を聞いた。中国企業とのビジネスは無限の可能性を秘めている一方、日本企業と違って一筋縄ではいかない注意点がたくさんあるという。

中国ローカル企業向けのコンサルは
どこに成功のポイントがあるのか?

アビームコンサルティング(上海)有限公司のホンリン・タン・マネージメントダイレクター(右)と、梶浦英亮・プリンシパル(左)

――御社の中国事業での事業内容を教えてください。

ホンリン 日系・台湾系・欧米系企業および中国ローカル企業に対して、業務およびITコンサルティングを提供しております。業務面は主に財務、M&A、SCM、CRMなど、IT面では、SAP、OracleなどのERP関連コンサルティングサービスを提供しております。我々はこの分野で30年以上の経験があります。

――顧客は、やはり日系企業が多いのでしょうか?

ホンリン 中国事業の立ち上げ当初は、日系や台湾系企業の仕事から始めました。アビームがもともと拠点を持っていた彼らの中国進出を支援する形で、我々の中国事業もスタートしました。その後、日本、台湾、中国での経験・ノウハウを生かす形で、中国ローカル企業向けのコンサルティングを始めました。

 プロジェクトの計画段階から中国ローカル企業の経営者を日本に招き、日本の同業者である我々のお客様への訪問をアレンジするなどして、成功イメージやアビームの実績などを十分に理解していただくように腐心して、営業活動を行ないました。

 そのような活動を通じて、深センに本社を置くドラッグストアチェーン、ネップスター社などの仕事を受注してきました。

 最近は、中国ローカル企業の仕事が増えており、現時点では中国ローカル企業向けの仕事の割合が一番多くなっています。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

江口征男 [智摩莱商務諮詞(上海)有限公司(GML上海)総経理]

1970年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了、Tuck School of Business at Dartmouth MBA。Booz & Company, Accentureなどの経営コンサルティング会社、子供服アパレル大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、中国にて起業。上海外安伊企業管理諮詞有限公司(Y&E Consulting)、(株)MA PARTNERSの創業経営者でもある。
⇒GML上海ホームページ執筆者へのメール


日本人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男

世界経済の牽引役として注目を浴びる中国に進出する日本企業は、後を絶たない。だが、両国の間に横たわる「ビジネスの壁」は想像以上に厚い。今や「世界一シビアな経済大国」となった中国で日本企業が成功するためのノウハウを、現地コンサルタントが徹底指南する。

「日本人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男」

⇒バックナンバー一覧