Billboardでトップ40入りは
日本人として坂本九以来の快挙

 7年間で発売したアルバムは2枚しかない。「BABYMETAL」(2014年)と「METAL RESISTANSE」(2016年)だ。前者はオリコンのアルバム売上ランキングで最高4位、後者は2位になっている。最高位は瞬間風速だ。

「METAL RESISTANSE」はオリコンの2016年年間ランキングでは17位だったのだが、なんとアメリカのBillboardの総合チャートで、2016年4月に39位に入っている。日本人アーティストのアルバムがBillboardで上位40位に入ったのは、坂本九のアルバム「Sukiyaki And Other Japanese Hits」以来53年ぶり、史上2組目だったそうだ。

 場数のほうだが、今年(2017年)は1月のメタリカ韓国公演のサポートアクト(前座)を皮切りに、ガンズ・アンド・ローゼズのサポートアクトで日本国内4ヵ所を回った。4月にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのサポートアクトでアメリカを10ヵ所、6月はコーンのサポートアクトとしてアメリカで6ヵ所回った。この間、単独公演をロサンゼルスで開いている。国内単独公演は13、フェス(サマーソニック)出演2回だ。

 ちなみに、2016年はアメリカ12、イギリス2回のほか、スイス、オーストリア、オランダ、フランス、ドイツで単独公演、あるいはフェスに出演している。また、12月にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのUKツアーに帯同し、8ヵ所のステージに立っている。2015年、2014年も同程度の海外公演、国内ライブやフェス出演を重ねてきた。18歳と19歳にしてこれだけの場数を踏んできている。

 オリジナルのアルバムは2枚しかないが、ライブ盤(CD、DVD、Blu-ray)は12種類も出ている。オリジナル曲がアルバム2枚分しかないので、多くのライブ盤には同じ曲が収録されている。しかし、SU-METALのボーカルの成長、変化は大きく、全部聴きたくなる。指揮者フルトヴェングラーのライブなら、同じ曲でも収録日が違えば全部聴きたくなるのと同じことだ。

 今年のBABYMETALのライブは12月にもあるらしい(未発表)が、とりあえず、以下の大規模な2公演が残っている。とくに関西の読者諸君、お見逃しなきよう!(文中敬称略)