「想い」が「重い」に変わるとき

 この連載担当のC鉢の名誉回復のために、ちょっとご報告を。第16回で、「C鉢に装丁のことをたずねてたのに、一向に連絡がありません」と書きましたが、すれ違ったときにたまたま思い出したらしく、やっとこさ教えてもらいました。

 いくつか案をいただくなかでどのような基準で選んだのか、そもそも打ち合わせ段階で何を伝えているのか、といったことを教えてもらい、悔しいかな参考にさせてもらいます。そう言えば、C鉢とムラタ日記に関係ない仕事の話をしたの、久しぶりだ……。

 例のごとく、最後は(も?)雑談を。T田チームで盛り上がった「大戸屋」VS「やよい軒」論争について。T田副編集長と私は「やよい軒」支持派。やや濃い目の味付け、そして何よりご飯のおかわり自由ということは最大のポイントでしょう。

 そんな話をしていたら、『1日1分、30日で人生が変わる「話し方」「聴き方」の法則 』編集担当K村から「ご飯好きだから、太ったんじゃないの?」と正論が飛んできましたが、聞こえないフリをさせてもらいました。

『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』編集担当であり、「大戸屋」支持派のY田。我々の熱意に押され、早速「やよい軒」まで足を運んでもらいましたが、その魅力を理解できるまでには至らず。どうやら、長く厳しい戦いになりそうです。

 今回ばかりは、「やよい軒」からクーポン券が送られてこないかなぁ、という淡い期待せずにはいられません。もちろん、「大戸屋」も大好きだということを強く主張します。

今週の気づきと来週以降のテーマ
・ 仕事は冷静かつ丁寧に
・ ライバル球団を祝福する広い心を持つ
・ 「やよい軒」も好きだけど、「大戸屋」も好き

(本連載は毎週水曜日更新です。本文中でムラタくんと話した装丁、実は野球も絡んだ書籍でした。近々大々的に紹介してもらおう。「この日記で、大々的に」というパラドクス。)