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新人編集者ムラタの××日記
【第20回】 2011年10月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
新人編集者ムラタ [ダイヤモンド社書籍編集局]

「実は」と「じつは」の実話
10月17日(月)~10月23日(日)

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プロ野球も佳境です。クライマックスシリーズ、日本シリーズと、盛り上がってくるこの時期、社内でも様々な野球談義が…特に聞こえて来ませんが、ムラタ日記は今週も開幕です。あ、気づいたら20回目!

落合博満を愛する巨人ファン

 2011年のセリーグは中日ドラゴンズが優勝しました!落合監督が最後の年ということで、ドラゴンズファンの関心は特に高かったのでしょう。

 ドラゴンズ優勝が決まった18日の夜、会社で仕事をしていると、隣から「ムラタ、ドラゴンズ優勝したぞ!」といつになくハイテンションな声が。そう、局長のI泉は名古屋出身。社内でも1、2を争うドラゴンズファンだったことを忘れていました。

 ドラゴンズと落合監督の素晴らしさを熱く語られましたが、東京都多摩地区出身の私は「生まれたときから巨人ファンです」と告白するのに、時間を要したことは言うまでもありません。

 ジャイアンツが奇跡の優勝を果たし、「メークドラマ」という流行語まで生まれた1996年。巨人ファンにとっての落合博満と言えば、その当時、不動の4番打者として活躍していた伝説のプレイヤーです。八王子の「そごう」で買ってもらった「落合下敷き」を持って、毎日登校していました。

 落合博満はどこの球団OBなのか、というファンによる天才落合争奪戦はさて置き、「オレ流」の真髄が書かれている『コーチング 言葉と信念の魔術』はとても面白いのでオススメです。Wikipediaの人物伝も最高なので、ぜひ。

「実は」と「じつは」の実話です

 さて、今週は初校ゲラの修正に追われた1週間でした。ワードファイルを見ている状態では、「ほぼ修正はない」と思っていたものの、実際の原稿になってみると、あれやこれやと気になる点が噴出。事前にも「手を入れたい部分が出てくると思う」と言われていましたが、やればやるほどキリがない作業だと感じます。

 何回も読んでいる部分であっても、ある日突然気になってしまう。同僚に聞いたところ、こういうことはよくあるみたいです。私は特に、表記面が気になってしまい、例えば、ワード原稿の段階から「実は」を「じつは」にするのか「実は」にするのかで、何度も頭を悩ませています。「エイヤ!」で決断できない、小心者なので。

 結局、一度は「実は」としてゲラの形にしたものの、原稿を戻すとき、最後の最後でやはり「じつは」と置き換えることにしました。もしかしたら、再校ゲラを見てふたたび「実は」と直すのかもしれません。作品の性質や編集担当者の好みもあるのだと思いますが、きっと、もう手がつけられないという段階がくるまで、悩み続けるのでしょう。

 上司のT田副編集長は、細かな表記に関してもこだわりがあるそうです。夜の作業は勢いで進めてしまっているため、翌日の朝、冷静さを取り戻した段階で再度チェックするとか。ほかにもありますが、前回同様、本当に重要なことはあえて明らかにしない手法を継続したいと思います。

 現在進行中の作品について、発行日が正式に決定したらこの場でもご連絡させてもらいたいですが、まだ少し流動的なため、それについては機会をあらためてます。

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新人編集者ムラタ [ダイヤモンド社書籍編集局]

1985年東京都生まれ。2009年、ダイヤモンド社入社。以後2年間は営業部に所属。営業マンとして主に神奈川県、新潟県を担当。2011年春の人事異動にともない、書籍編集局第二編集部に配属。


新人編集者ムラタの××日記

2011年4月、ダイヤモンド社書籍編集局に大型新人が配属された。
彼の名はムラタ。2009年入社から営業部で書店営業を担当してきた彼が、全く異なる職種である書籍編集の部署で、何をどう感じ、どんなふうに自分らしい仕事のしかたを見つけていくのか。
本連載は、一人の若手編集者が様々な壁にぶちあたりながら成長していく過程を自ら日記形式でしたためていくものです(予定)。あたたかい目で見守っていただけましたら幸いです。

「新人編集者ムラタの××日記」

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