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キャッシュフロー改善!資金繰りの掟
【第1回】 2007年10月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
高橋敏則 [公認会計士、税理士]

資金繰りの失敗は倒産に直結すると心得よ

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◎倒産のパターンを理解しよう
倒産のパターンを理解しよう

 会社の倒産とは、いつのことを言うのでしょうか。会社が倒産したと、ハッキリ引導を渡されるのは、自社の振り出した支払手形の「不渡り」を出したときです。「不渡り」は、手形決済のための資金が調達できなかったために起こるものなので、会社の倒産は資金の調達ができなかったこと、つまり資金繰りの失敗に直接の原因があるのです。金融機関の貸し渋りが原因で、中小企業の倒産が急増しているというのも、うなずけることではあります。

 もちろん、資金不足に至るまでにはさまざまな理由があります。金融機関の貸し渋り以外に、経営努力の不足、売上げの減少、保証人を引き受けるといった過失や放漫経営などが続いて、資金が不足し、手形の決済ができなくなって倒産というパターンです。

 しかし、これらの理由があったとしても、当面の間の資金が調達できれば、その間に経営の体制を建て直していくこともできるのです。したがって、倒産を防ぐためには、とりあえずは、資金の調達、つまり資金繰りをつけることが何よりも大切なのです。

 倒産は単に会社の終わりにすぎませんが、経営者や会社関係者にとっては悲劇の始まりです。債権者には連鎖倒産の危機が迫り、従業員は職を失うことになります。そして最大の悲劇は、経営者とその家族に訪れるのです。

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高橋敏則 [公認会計士、税理士]

1956年、千葉県生まれ。中央大学商学部卒業。79年、公認会計士二次試験合格後、外資系会計事務所、監査法人を経て独立し、高橋会計事務所を開設、現在に至る。中小企業の経理・財務・税務の指導を行うほか、相続税コンサルティングに従事。各種セミナーの講師としても活躍中。

 


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