「上司から好かれているだけ」
が評価の基準だったりする

 上司から評価されている同僚に対して、「あいつは上司に好かれているだけだ!」なんて、よくやっかみを言う人がいますよね。

 残念ながら、その通りなんです。

「上司から好かれているだけ」──それこそ評価の基準だったりするのです。

 評価というのは、評価する人の「好き嫌い」で決まるのですから。

 でも、こういう話をすると、よく反論する人がいます。

「ビジネスは好き嫌いだけが評価の基準ではないよ。好き嫌いとは別に、売り上げとか結果が数値化される評価の基準もあるよ」といった反論です。

 でも、どうでしょう? 

 ちょっと違うような気もします。

 だって、売り上げなどの数値にしたって、結局、お客さんの「好き嫌い」で決まるからです。

「お客さんから好かれているだけ」──もちろん、それも評価の基準なのです。

 どのみち、会社であれ、上司であれ、お客さんであれ、他人が自分をどう評価するかは、自分ではコントロール不能。

 結局、「好き嫌い」が合うか、合わないかなんです。だから「正当に評価されなかった」からと言って、怒ったり、落ち込んだりすることはありません。

「好き嫌いを合わせる」ようにすれば、それなりに評価されるようになる──

 そう考えて、あまりとらわれないほうがいいでしょう。