役所広司 (c)朝日新聞社

 軒並み視聴率が低迷し、ヒト桁代の作品が多い今クールのドラマで成功していると言われるのが、役所広司(61)主演のドラマ「陸王」(TBS系)だ。最新回(11月26日放送)の平均視聴率は16.4%と好調な数字を叩き出した(ビデオリサーチ調べ)。

「女性向けのドラマが多い中、男性も楽しめる良質な作品だったことが人気の要因ではないでしょうか。その他のドラマは、すねてわかりやすい女性視聴者狙いでしたからね。また、役所広司の骨太演技が、毎週ドラマで楽しめるというのもいい。そんな機会は最近ではなかったですからね。もともとTBSの日曜劇劇場枠は安定して視聴率を獲得していますが、『半沢直樹』がブレイクしてからは池井戸潤原作の作品は特に人気。キャストや設定など、意外と細かくチューニングしていてすごく見やすいと思います」(テレビ情報誌の編集者)

 ランニングブームも相まって、作品のモチーフともなっている「ランニング足袋」に注目が集まったり、ドラマに出演した現役の陸上選手が人気になるなど、意外なところにもその効果が波及している。その影響はロケ地にも及んでいるようだ。